お伊勢さん125社巡りラン2日目を実施①(五十鈴川沿い→内宮)

伊勢神宮内宮の入り口を通る五十鈴川は、神聖な川、清浄な川として知られていて、内宮参拝前にはこの五十鈴川の水で心身ともに清める事が推奨されています。

ちなみに自動車メーカーの「いすゞ」の名前は、五十鈴川が由来であるそうです。

そんな話はともかく、今日はそんな五十鈴川沿いを走るルートより、お伊勢さん125社巡り・2日目をスタートしました。

お伊勢さん125社巡り・2日目をスタート

今日はセカンドウィンド四日市で実施しているお伊勢さん125社巡りラン・2日目という事で、1日目のゴール地点となった近鉄朝熊駅を朝8時にスタートしました。

今日はあいにくの雨予報でしたが、朝の段階ではまだ太陽もまだ少し見えており、雨が降るまでにどこまで行けるかを考えながら、まず向かった先は内宮摂社第一位の朝熊(あさくま)神社と第二位の朝熊御前(あさくまみまえ)神社

伊勢神宮には「正宮(しょうぐう)」>「別宮(べつぐう)」>「摂社(せっしゃ)」>「末社(まっしゃ)」>「所管社(しょかんしゃ)」とある格式の中で、朝熊神社・朝熊御前神社は摂社の中で最も格式が高い神社で、別宮に準ずる扱いを受けているそうです。

そんな格式高い朝熊神社に参拝して2日目の参拝ランに勢いをつける・・・予定だったのですが最初に到着したのは、朝熊神社のすぐ近くにある鏡宮(かがみのみや)神社でした。

そして鏡宮神社のすぐ近くにある細い橋を渡って・・・

1日目に参拝した二見エリアの神前神社に比べれば、格段に楽に感じる石段を登って・・・

辿り着いたのが朝熊神社・朝熊御前神社という事で、内宮摂社第一位と第二位の神社にはじめて参拝させていただくこととなりました。

五十鈴川沿いを宝探し的に神社巡りラン

朝熊神社にて参拝した後は、五十鈴川沿い近辺を走っていって、次に到着したのは125社の中で最も社地が小さいらしい加努弥(かぬみ)神社

そして次に向かったのが大土御祖(おおつちみおや)神社と同座の宇治乃奴鬼(うじのぬき)神社、そしてその少し奥にある国津御祖(くにつみおや)神社と同座の葦立弖神社(あしだて)神社

そして次に向かったのが苔がじゅうたんのように敷き詰められた宇治山田(うじようだ)神社と同座の那自売(なじめ)神社

これらの神社はいずれも1〜2kmの距離にあり、ちょっと走っては参拝、ちょっと走っては参拝といった感じになりましたが、それぞれの神社が微妙に見つけにくい場所にあり、宝探し的な感覚で楽しく参拝を続けることができました。

ちなみにこれらの神社は五十鈴川の近くにあるということもあってか、水の神様や農業の神様が祀られている事が多いようです。

そして内宮の神域へ

そして宇治山田神社に参拝した後は、お伊勢さんマラソンのコースなども通ったりしつつ、朝熊駅から10kmほど走った後に辿り着いたのは、伊勢神宮の主役中の主役である内宮(ないくう)(正式名称は皇大神宮・こうたいじんぐう)

内宮入り口の鳥居の先に待っているのは、ここまで川沿いを走り続けてきた五十鈴川にかかり、俗界と聖界との掛け橋といわれ全長101.8mの宇治橋。

宇治橋を渡って、神域に入った後まず向かった先は、参拝前に五十鈴川の水で手を洗って身を清める事が推奨されている御手洗場(みたらしば)。

そしてその御手洗場の近くの、結構見つけにくい場所にある内宮所管社・瀧祭神(たきまつりのかみ)

この瀧祭神には内宮鎮座の象徴とされる五十鈴川水源の滝の神が祀られているらしく、神宮神田の水源でもあることから、別宮に準ずる扱いを受けることもあるようです。

そしてその後向かった先は、宇治橋を小さくしたような橋で、かつては五十鈴川橋と呼ばれていたらしい風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)。

その橋を渡った先に待っているのが、元寇の際に神風を吹かせモンゴル軍を撤退させたと言われている風日祈宮(かざひのみのみや)です。

この風日祈宮は元寇ののちに国難を救ったことから別宮に昇格しており、かなり格式の高い神社なのですが、内宮に何度も参拝されている方でも、ここで参拝した事がないという方はかなり多いように思います。

ちなみに風日祈宮は内宮の中でもっともパワーを得られるパワースポットととも言われているようです。

そして風日祈宮で参拝した後に向かった先は、いよいよ伊勢神宮のメイン中のメイン・正宮(しょうぐう)という事で、続きは後日別の記事にしていきたいと思います。

お伊勢さん125社巡りラン・2日目マップ

お伊勢さん125社巡りラン・1日目の様子

おすすめの記事