
極めて浅い知識しか持ち合わせていない松阪市
松阪といえば連想するのは松阪牛、そして焼肉屋。
・・・そんな極めて浅い知識しか持ち合わせていなかった私ですが、来年2020年12月20日に開催されるフルマラソン大会「みえ松阪マラソン」のおかげで、かなり興味を持つ市となりました。
そして昨日はちょうどいい具合に嬉野の方で仕事の打ち合わせが入ったため、打ち合わせ終了後、特に深い考えもなく松阪探索を行う事にしたのですが・・・
松坂城跡は最高の癒しスポット
昨日は嬉野でのある打ち合わせの後、みえ松坂シティマラソンのコース下見に出かける事にしました。
最初に向かったのが、三重県松阪市の誇る史跡の一つである松坂城跡。
松阪市のさかの字は「阪」ですが、松坂城のさかの字は「坂」が正解のようです。(ただし松阪城の表記もあるそうです)
この松坂城には建造物はなく、今残るのは高く積まれた石垣のみなのですが、なんとも落ち着く雰囲気があり、歩いているだけで気持ちがすごく癒されるのを感じました。
さらに曇り空が少し残念だったものの、石垣の上から見える景色はかなりの絶景。
ちなみに松坂城周辺はポケモンGOのポケストップがかなり多く、ポケストップを求めて、敷地内をうろうろしている間に、1時間近く経ってしまっていました・・・
そしてこの松坂城跡には、松阪市が生んだ偉人・本居宣長記念館があるのですが、現在今の私の大きな関心ごとの一つに本居宣長の著書「古事記」があり、本来なら立ち寄ってしっかり勉強していきたいところ。
・・・ではありましたが、ある誘惑に負けて、今回は記念館前を通り過ぎるだけとなりました・・・
本居宣長ノ宮と松阪神社に初参拝
そして本居宣長記念館から、松阪城跡を出てすぐのところにあるのが本居宣長を神として祀った「本居宣長ノ宮」。
私にとって初参拝となった本居宣長ノ宮ですが、本居宣長を祀っている学問の神様という事で、受験シーズンにはかなりの賑わいを見せるようです。
ただ昨日はまだ受験シーズンでもないうえに、雨模様という事で、参拝客は私以外誰もいらっしゃらず、「あまりにも学がなく、できの悪い私の頭の改善」などを落ち着いてゆっくり願うことができました。
そして参拝後は、本居宣長の宮からびっくりするくらい近い場所にある松阪神社にも参拝。
この松阪神社は近くにある松坂城を鎮守した、1000年以上の歴史と、かなり伝統ある神社であるようです。
松阪市街地はポケストップでいっぱい
そして2社の神社にて参拝後、ふとポケモンGOを開いてみると、松坂城跡近辺に広がる松坂市街地には、おびただしい数のポケストップが・・・
本来ならこのあとみえ松坂マラソンの42.195kmのコースを、車で全部回ろうと思っていたはずだったのですが、アドベンチャーウィーク中の初訪問ポケストップの誘惑には勝てるわけもなく(ポケモンGOをやっていない方には全くわからない話だと思いますが・・・)、そのまま松阪の市街地を歩き回る事にしました。
松阪市街地を回っていてまず思ったのは、やはり本居宣長にちなんだ史跡やお店がかなり多い事。
ポケモンGOのポケストップには地域の史跡が設定される事が多いのですが、ポケストップをたどりながら歩いていると、小学校の前に二宮金次郎ではなく、本居宣長の銅像が立っていました。
そしてさらに街中を歩いていると、本居宣長宅趾も発見。
これらの場所はポケストップを巡っていなかったら、到底行こうとも思わなかったであろう場所にあったのですが、思わぬところでポケモンGO効果を実感する事ができました。
そしてもう一つ松阪市街地を巡っていて思ったのは、とにかくお寺が多いという事。
お寺が多い=ポケストップが多い・・・という法則が成り立ってしまったりするのですが、松阪市街地はまさにそれで、次から次へと新たなお寺=ポケストップを発見することとなりました。
お寺については全くと言っていいほど知識がない私ですが、ここまで多くのお寺をみると、もっと勉強してみたくなるのもポケモンGO効果と言えそうです。
絶対にまた来たい松阪市街地
そんなわけで昨日は結局ポケモンGOとともに、約2時間ほど松坂市街地を歩きまわってみました。
そしてわかったことは、松阪は2時間程度のウォークでは全く物足るわけもない、かなり奥深い街であるという事。
そしてまだまだ回りきれなかった史跡・寺社・神社スポットが、まだまだ数多く眠っている気がして、心残りもかなり多く、すぐにでも再訪問したい気持ちでいっぱいです。
ただ今回はかなり浅い知識しか持ち合わせていない状態で松阪に訪れてしまったため、せっかく松阪の歴史や文化に触れる事ができても、私ごときにはもったいなすぎる・・・というのが実際のところでした。
そして次回訪れる時は、もう少ししっかりとした知識を持って、万全の状態で松阪市街地を巡り歩きたいところです。
・・・というわけで、次回松阪に訪れるのがいつになるのかはわかりませんが、次回訪れるあかつきには、万全の松阪知識を持って松阪の街探索に臨みたいと思っています!!