2週間後に迫った洞爺湖マラソンの目標は2時間45分切りのままで行く事に決定

柿の木作戦は理にかなった作戦だと思いますが・・・

青山学院大学の原晋監督の書いたフツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉に、「柿の木作戦」という言葉があります。

この柿の木作戦とは、目標設定をするときは「目標を半歩先にする」ことで、現状からあまりにも目標が遠すぎると目標達成が困難になり、現状に近すぎても成長につながらない。

そんな目標設定の手法が書かれています。

実際マラソンにおいても、この柿の木作戦は間違いなく実践すべき目標設定の方法なのですが、私自身はいつも現状からかけ離れている感のある目標を立ててしまいます・・・

直近の成績だけを見れば2時間45分切りは高すぎる目標ですが

洞爺湖マラソンまで残り2週間を切りました。

その洞爺湖マラソンでの目標は、自己ベスト更新となる2時間45分切り。

そしてここ最近の私のレースを振り返ってみると、昨年11月の土山マラソンにて3:09:59秒

今年に入って2月の紀州口熊野マラソンで2:59:37。

そして4月の掛川新茶マラソンにて3:2:25。

これらの成績から見れば、洞爺湖マラソンでの目標設定は2時間55分が妥当、欲を言っても2時間50分切りがやっとというところ。

そんなわけで直近の成績だけをみると、今回の目標設定は、柿の木作戦とは程遠いものがあります・・・

過去の実績からだと2時間45分切りは高すぎる目標でもない

一方で私が自己ベストの2:45:35を2012年の洞爺湖マラソンで出したときは、その直前のレースであった前年11月の神戸マラソンで3:01:30とサブスリーすら達成できていません。

さらにセカンドベストの2:45:59を2013年の洞爺湖マラソンで出したときは、その直前のレースであった4月の長野マラソンにて3:08:54と同じくサブスリーすら達成できていません。

そう考えると、私にとって洞爺湖マラソンはやはり特別なレースで、とんでもなく相性がいいレースと思われ、直近のレースの結果はあまりあてになりません。

そしてここ最近の私は、気のせいかもしれませんが徐々に調子が上がってきている感もあり、あと2週間でちょうどピークに持っていけるのでは?

そんな期待をこめて、今回の洞爺湖マラソンでの目標は2時間45分切りのままで行く事に決めました。

結局フルマラソンは自分自身との戦い

私がベスト、セカンドベストを出したときに、レース直前に設定していた目標は、当時の福岡国際マラソン出場資格であった2時間42分切り。

結果だけを見れば、事前に設定していた目標を達成できていなかった事になります。

ただ目標を高く設定していた事で、スタートから攻めたペースで走り始めたことが、結果的に2時間45分台という結果につながったと今も思っています。

人間にはいろいろなタイプがあるのだと思いますが、私の場合、目標は高すぎるくらいに設定しておかないと結果が出せない・・・という事が今までの結果が物語ってくれています。

「目標を達成しないと、他人の手前恥ずかしい」

・・・などと他人の目ばかり気になっていた時期もありましたが、それも今は昔のこと。

マラソンでの目標達成はあくまで自己満足に過ぎず、外の目など気にしているだけ時間がもったいなく、そもそも皆さんはそれぞれがそれぞれで忙しく、私のレースなど心の片隅にある程度のレベルであることは間違いありません・・・

つまり今回の洞爺湖マラソンも、これから先のレースも、あくまでフルマラソンは自分自身との戦い。

・・・という事でこれから2週間、洞爺湖マラソンでの2時間45分切りを目指して、とにかく今自分がやれる事を一つ一つしっかりやりきって、レース本番にピークを持っていきたいものです!!

 

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