福士加代子選手を見習って「マラソン研究者」になろう

洞爺湖マラソンまで残り9週間となりましたが・・・

今シーズンの本命レース洞爺湖マラソンまで、残り9週間となりました。

そして現在の私はと言いますと、全く調子が上がる気配はありません。

昨日はノーランデーにして、今日は万全の状態で臨んだ早朝ジョグでしたが、全くペースは上がらず、かかとは相変わらず痛くと、ただただ首をかしげながら15キロを走りました。

マラソンでは本番にいかにピークのコンディションにもっていくかが重要なスポーツで、今まで本命と位置づけた大会でのピーキングをミスった事がない。

・・・などと言っていたのは今は昔での話で、これから9週間でどうやってピークに持っていくのか?

自分でもいまいちよく分からなくなってきています。

調子が上がらない今こそ弱点を強化しよう

そんな調子が全く上がらないここ最近ですが、こういう時期は悪いことばかりではありません。

ここ最近はとにかくペースが思うように上がらないため、かなりフォームを意識して走るようになりました。

私も一応指導者の端くれという事で、フォームを意識して走っていれば、どこの筋肉が使えていないか、強化の必要があるかは、自分ですぐに判断がつきます。

そしてここ最近積極的に実施するようになっている体幹トレーニングでは、ジョグ時に使えていない、そして弱いと判断した「内転筋」「腹斜筋」や、かつては強かったもののここ最近弱っているのを感じる「ハムストリング」「腸腰筋」などの筋肉を強化するメニューを、かなり重点的に実施するようになりました。

調子がいい時だと、身体のどこかに弱い部位などがあっても、勢いだけで走れてしまうため、なかなか弱点を強化しようという考えには至りません。

一方で調子の全く上がってこない今は、弱点をせめて克服しないとどうしようもないという意識があるため、今まで後ろ向きだった弱点克服にも、積極的に取り組む気になっています。

福士加代子選手を見習ってマラソンを研究しよう

先日の名古屋ウィメンズマラソンで、見事MGC出場権を獲得した福士加代子選手は、いつもの豪快な発言からは想像できないほど、とにかく研究熱心な選手として知られています。

福士選手は身体の角度、着地、腕振りとすべてにおいて無駄のない走りをするランナーと言われているのですが、それも自分の走る映像を見て、上半身の力みなどの課題を自分で見つけ、修正してきた結果のようです。

そしてかのカリスママラソン解説者・増田明美さんからは「マラソン研究者」とまで称されています。

福士選手のように実績十分で、天才的なランナーであっても、それだけ自分の走りを研究しているとなると、凡人の私も真似をしないわけにはいきません。

そして研究した内容は、必ずセカンドウィンド四日市メンバーの皆さんへのアドバイスの質を高めるにも役立つという事で、今後はマラソン研究タイムを設け、いろいろな角度からマラソンを追及していこうと思っています!!

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