ジョギングよりマラソンレースペースを意識してより効率よくスタミナ強化につなげよう

マラソン練習の基礎練習といえばジョギング。

ジョギングといえば、隣の人と会話ができる程度の余裕のあるペースでゆっくり走る練習という事が、よく言われるところです。

ただ私の場合、ジョギングというと結構きついペースで、頑張って走る場合がほとんどだったりします。

フルマラソンペースでのジョグは早朝にはかなりきつい

ここ最近継続して実施できている早朝ジョグですが、前日の夜によほどきついスピード練習をやっていない限り、ゆっくり走る事はほとんどありません。

ペースとしてはキロ4分15秒から4分前後と、走り出しからかなり突っ込んだペースで走り出す場合がほとんどです。

個人的にロードを走るのが好きで、自然とペースが上がってしまうためでもあるのですが、普段のジョグで私が意識しているのは、フルマラソンのレースペース。

このフルマラソンのレースペースは、早朝練習で走るには結構ヘビーなのですが、きつくてもこのペースで走るのには理由があります。

スタミナ強化の鍵はマラソンコンディショニング・トレーニング?

リディアードのランニング・バイブル

私がランニングのバイブルの一冊としているリディアードのランニング・バイブルで、まず練習の初期段階で推奨しているのがマラソンコンディショニング・トレーニング。

リディアードの理論では、まずスタミナを十分につけてから、スピードを強化していく方法が言われているのですが、このスタミナをつける練習としてマラソンコンディショニング・トレーニングが書かれています。

このマラソントレーニングで走るペースは、決してゆっくり長く走る練習でなく、「走り終えたとき、心地よく疲れてはいるが、走ろうと思えばもう少し長く走れる」・・・と少しきつめのペース。

このペースを私自身は、フルマラソンの目標ペースあたりと解釈しています。

そして現在の私のフルマラソンでの目標レースペースはキロ4分から3分55秒前後です。

このペースで日常の練習のほとんどをしめる事となるジョギングで走るのはかなりきついです。

ただ日常よりこのペースで走ることに身体を慣らしておけば、レース本番では必ず大きなアドバンテージとなるはずです。

紀州口熊野後半の失速を抑えられたのは速めの早朝ジョグのおかげ?

そんなわけで新年より早朝ランでずっと意識しているのは、フルマラソンのレースペース。

紀州口熊野マラソンではもともとサブスリー目標で、キロ4分15秒で走ればいいと思っていたのですが、思ったより早い段階でこのペースで走るのに余裕が出てきました。

そこで早朝ジョグの基本ペースをキロ4分前後まで上げ、紀州口熊野マラソンでの目標も調子に乗って2時間45分切りと上方修正したのですが、結果は見事な後半撃沈でした・・・

ただ後半足が攣ったり、エネルギー切れを起こしてからも、失速を最小限に抑え、サブスリーを達成できたのは、早朝ランより速めのペースで走っていた成果だと思っています。

さらに早朝ジョグのペースを上げていこう

効果もかなり期待できそうという事で、洞爺湖マラソンまでは早朝ランでキロ4分、そしてできればキロ3分55〜50秒ペースまで上げていこうと思っています。

もちろんこのペースは今の私の走力からすればかなりきつく、また身体がまだ完全に目覚めていない朝ならなおのことです。

ただ朝このペースで毎朝走れるようになれば、確実にスタミナは強化できる事は間違いありません。

そして当たり前に走れるペースも、大幅に底上げできる事も間違いありません。

・・・という事で、かなりきついマラソンペースでのジョグですが、あとたった3ヶ月頑張ればいいだけと考えて、ひたすらマラソンレースペースを意識した練習を継続していこうと思っています!!

 

今回の記事で紹介した書籍

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