
2019年最初のレースとなる、紀州口熊野マラソンまで残すところ1週間ほどとなりました。
今年に入ってからは距離もしっかり走り込めて、コンディションもほぼ万全と、ここ最近のレースの中では間違いなく、一番自信を持って臨める状況にあります。
ただここ5年ほどひたすら失敗レースを繰り返してきた感のある私。
またやらかしてしまうのでは・・・と、どうしても失敗を恐れてしまう時期にさしかかってきていたのですが・・・
偉人こそ多くの失敗をしている
先日本のタイトルが気になって、図書館でこんな本を借りました。
この本にはライト兄弟や二宮尊徳、ベートーヴェン、オードリー・ヘプバーンなど、世界的な成功をおさめた偉人とも言える方々の、失敗事例が20以上掲載されています。
ここに掲載されている偉人のほとんどは、歴史の教科書などでどのような偉業を成し遂げられたのかまでは、無知な私でも知っている本当にすごい方々ばかり。
ただそのすごい方々であっても・・・というよりすごい方であるからこそ、本当に多くの失敗をされている事を、この本を読んで思い知らされる事となりました。
そしてそれらの失敗は、レベルや程度の違いこそあれど、私自身もよく似たような事をやらかしてしまっている事例も多く、世界的にすごいと言われている方々に、おこがましくも親近感を持つ事となってしまいました。
失敗は成功の元とはよく言ったもの
この本に出てくる偉人の方々は、失敗より多くを学び、失敗を糧に偉業を成し遂げた方ばかり。
偉業を成し遂げた方は、誰もがその道のりの中で、大きな挑戦をなんども繰り返してきたはずです。
そして大きな挑戦になればなるほど、失敗する可能性も当然高くなり、時に本当に恥ずかしい思いを何度もしてきたはずです。
そんな時でもへこたれる事なく、むしろその失敗を経験した事から多くを学び、成功への道筋を見つけていく。
これが成功・目標達成への一番の近道であるという、ある意味あたりまえの事を、この本を読んで思い出す事ができました。
凡人はひたすら挑み続けるしかない
幸い私、いつも無謀な挑戦ばかり繰り返してきているからか、失敗経験は年齢のわりにかなり多く、いい意味でも悪い意味でも失敗にはなれてきています。
まして偉人と言われる方々の失敗に比べれば、私が経験している失敗は極めて大したことのないものばかりです
そんな私が1度や2度のレースの失敗など、大して恐れる必要は全くありません。
そしてもう一つ今回この本を読んでわかったのは、偉人と言われる方々はどんな苦しい時にもめげる事なく、大きな壁に挑み続けた結果が大きな偉業につながっているという事。
偉人と言われる才能ある方々ですらそうなのであれば、私のようなこれといった才能も持たない凡人の場合、失敗にめげる間もなく、ひたすら大きな壁に挑み続けるしか、これからの時代生き抜いていく道筋はありません。
これから1週間でやるべき事
そんな私がまず目指すのは、もう1週間後に迫った紀州口熊野マラソンでの、自己ベスト2時間45分35秒の更新。
3ヶ月前の土山マラソンでサブスリーすら達成できなかった私にとって、かなりハードルの高い目標設定である事は間違いありません。
ただ過去の自分を乗り越えない限りは、その先にある目標を目指せるわけはありません。
また紀州口熊野マラソンは、その先にある目標に向けての通過点に過ぎず、絶対に失敗が許されないレースではありません。
そして今の私は明らかに調子も上がってきていてと、もはや攻めの走りでレースに挑める絶好の環境が整っているレースと言えます。
・・・というわけで、これから自分が1週間、最優先でやるべき事はレース本番で攻めの姿勢で走り続けるイメージをしっかり作っていく事。
レースが近づくにつれてどうしても失敗への不安ばかりが増幅してくる今の時期ではありますが、不安とうまく向き合いながら、どんどん自分の気持ちを高めていこうと思っています!!