自分自身を被験者に最高のランニングメソッド作りを目指そう

ランニングの名著中の名著として、故小出義雄監督や瀬古利彦さん、青山学院大学の原進監督までもが信奉する「リディアードのランニング・バイブル」。

その著者の故アーサー・リディアード氏は、当初自分自身を被験者にして独自のトレーニングメソッドを作り上げ、自分の身体に鞭打ってそのメソッドを改善していきました。

その結果、普通の人ならもう歳だと感じてしまう年齢になってから、地方の代表クロスカントリー選手、そして国内選手権に挑戦する選手になったそうです。

そしてその後には多くのオリンピアンランナーを育成し、史上最高の陸上競技コーチの一人とまで言われるようになりました。。

故リディアード氏にはあらゆる意味で全く及ぶわけなどない私が、そのような実績を40代も半ばを超えた今から出すのは絶対に無理なわけですが・・・

SW四日市2022年度スケジュールが完成

ここ2週間ほどかけて、セカンドウィンド四日市の2022年度年間練習会スケジュールを作成しました。

セカンドウィンド四日市 2022年度年間スケジュール PDF版はこちら

いつもころころと突発的に変更するのが、セカンドウィンド四日市スケジュールというものなので、おそらく変更もいくつか入ると思われますが、原則このスケジュール通りに2022年度は練習会を進めていこうと思っています。

従来と主な変更点としては、毎月土曜午前練習会は原則月2回に。

そして火曜日と金曜日の平日夜練習会については、原則月1回ずつお休みをいただく形としました。

これで加齢の進む私の身体も、多少は休まるものと思われます。

ただし休みとなっているところであっても、レース直前期(11月~12月上旬と2月中旬から3月)については、練習会の開催を希望されるメンバーがいらっしゃれば、できるだけ実施する方向にしようかと思ってはいます。

2022年度の活動はメリハリをしっかりつけて

2022年度の年間スケジュールについては、私自身が身体を休めたいというのもあるにはあります。

ただそれ以上にメンバーの皆さんにも頑張るときは頑張る、休む時は休むといった形で、しっかりメリハリをつけていただきたいという思いがあります。

マラソン練習はただやみくもに頑張り続けていればいいというわけでなく、程よく息を抜く機会があってこそ、長くモチベーションを継続していけるものだと思っています。

また今回作成した2022年度年間計画では、チームとして強化していきたいメニューを練習する日と、メンバーの苦手もしくは得意なメニューを各自で実施していただくフリー練習日を設定しました。

こうして日々の練習目的を明確に分けることで、1年を通じてバランスよくメンバーの皆さんの走力アップにつなげていきたいという思いもあります。

そして今後セカンドウィンド四日市として目指していくのは、私が信奉するランニング名著のキャッチコピーにもあるように「最小努力で最大効果をもたらす」メニュー作り。

そんな夢のようなメニューが1年や2年でできるとは到底思えませんが、これから試行錯誤を重ねていく中で、常に最高のメニュー作りに向けてブラッシュアップを図っていくつもりでいます。

最大の実験台はこの私

今回作成した年度計画どおりに一番練習できそうなのは、代表という立場上、絶対に練習会に参加することになるこの私。

例年私自身の練習メニューは、レースが近づいた時だけ頑張るを繰り返すのみで、何の計画性もありませんでした。

ただ来年度については、ほかの誰よりも私自身がチームの年間スケジュールに忠実に練習を行っていくことで、メニューの良し悪しについてじっくり検討を進めていこうと思っています。

そして故リディアード氏のように、独自のランニングトレーニングメソッドを確立していこうと思っています。

故リディアード氏は61歳の時に、ほんの少し真面目にトレーニングをしただけで、マラソンを2時間58分58秒で走ったとのこと。

私もそんな素敵すぎる60代になれるよう、来年度からは「最小努力で最大効果をもたらす」市民ランナー最強のトレーニングメソッドづくりに向けて、あらゆる試行錯誤を繰り返していこうと思っています!!

 

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