フルマラソンはゴールタイムという、全くごまかしがきかないはっきりした数字として結果が出てしまうスポーツ。
しょせん自己満足でしかないとわかっていても、レースが終わった後は、いつもゴールタイムという数字に一喜一憂させられる事となります。
そして昨日の奈良マラソンで自己ワーストをたたき出し、かなりのショックを受けていた私だったわけですが・・・
奈良マラソンから一夜明けて
自己ワーストをたたき出してしまった奈良マラソンから一夜明けました。
昨日のレースでは前半からペースは抑えめ、後半も結局最後までペースを上げられずに終わってしまった結果、脚にはあまりダメージが残っておらず。
おかげで早くから、次の目標に向けての練習を再開する事ができます。
守りのレースプランになってしまい大失敗した昨日の奈良マラソンで唯一いいところがあったとすれば、一度も立ち止まる事もなければ、歩く事もなかったこと。
ここ5年ほどのレースのほとんどで、エイドにたどり着いては立ち止まっては休憩、そして歩く・・・といったふざけたレースを展開していた事を考えれば、この点だけは自分を評価する事ができます。
あとはもう少し次元の高いペースで、最後まで42.195kmを走り切る事。
これが私の次のレースでの大きな目標となってきます。
次の目標は篠山マラソン
そんな私が次の目標として選んでいるレースは、3月3日(日)に兵庫県篠山市にて開催される丹波篠山ABCマラソン。
アップダウンも多少あるものの、比較的走りやすいコースとして知られる篠山マラソン、実は私が走りはじめてまだ1年に満たない2010年3月7日に一度出場しています。
その時のタイムは3時間6分51秒。
その当時たいして調子が良かった記憶もなく、走歴も浅かったころの私の記録に負けているようでは、これからの自分の未来は絶対に開けていかない気がしています。
今回の奈良マラソンでは明らかな走り込み不足が露呈した私ですが、篠山マラソンまでは残り3か月近くあるという事で、フルマラソンに向けての準備としては十分な期間が取れます。
そして暑さが大の苦手だから練習ができなかった・・・などというどうでもいい言い訳もできるわけもないという事で、今度こそはレース本番に向けてしっかり走力を高めていかなければなりません。
いい感じに気持ちも高まってきたという事で・・・
昨年の奈良マラソンに出場して以来、全くレースに出場していなかった事もあって、正直レースに対するモチベーションもかなりなくしてしまっていました。
さらに言えば、ここ最近は三重県の未知のエリアを走る旅ランが本当に楽しくなってきてと、変な話、レースなんてどうでもいいか・・・と思っていたところがありました。
ただ実際レースに出場して、ゴールタイムという目に見える数字に表れて、明らかに衰えている自分の走力を目の当たりにすると、余計なプライドも手伝ってか、絶対にこのままでは終われないという気持ちになります。
これがマラソンレースのいいところだと思っていて、レースに挑戦しようという気持ちを切らさない限り、自分はまた目標に向かって努力する気にもなれます。
今回の奈良マラソンでは、ごまかしが全く効かない、フルマラソンの厳しさをあらためて思い知らされることとなりました。
さらにサブスリーを本気で目指すのであれば、生半可な努力では見事なまでに高い壁に跳ね返されることを思い知らされたという事で、休息は今日一日にして、明日から篠山マラソンに向けた準備を始めていこうと思っています。