夏場にかけては南北に長い三重県全域の未知のスポット発見を最優先に走ろう

ランニングで最も分かりやすい目標はと言えば、マラソンレースでのゴールタイム。

タイムという数値で分かりやすく結果が分かる分、目標を達成できた時の達成感は、ランニングでの最高の醍醐味と言えるほど、何物にも代えがたいものがあります。

ただ私にように何事においてもなかなかストイックになれない人間の場合、常にレースでの結果だけを目標に走り続けていては、どこかで必ず挫折してしまうという事で・・・

なぜか不思議とご縁のつながるランニング

昨日は肉離れ再発の恐れがあるハムストリングやふくらはぎに違和感があったという事で、多度山トレイルランをやめて、多度エリアをのんびり散策ラン。

多度エリアを代表するスポットである多度大社では、今日5月4日(土)、明日5月5日(日)の2日間にわたり、上げ馬神事で有名な多度まつりが行われるという事で、昨日は準備が進められていました。

この多度大社、ここ最近はこれから勝負を・・・という時には、必ずと言っていいほど参拝するほど、私自身信仰している神社なのですが、15年以上も前に初めて参拝したのはランニング仲間に多度山トレイルランを誘っていただいたことがきっかけ。

逆に言えば、もし走っていなかったら、私は一生この多度大社に参拝していなかった気もしています。

そんな多度大社、最近知った事なのですが、もう20年以上も前に亡くなっている私の祖父もかなり親交が深かったそうで、頻繁に参拝に訪れていたとの事。

走っていると、こんな奇妙なご縁に気づかされる機会が、結構多くあったりします。

私にとってランニングの最大の醍醐味は?

根っからの飽き性である私がランニングにはまった大きな要因は、見知らぬ土地で、その土地のメジャースポットや穴場スポットを巡って走るのが、とにかく楽しかった事にありました。

走りはじめた当初は、自宅付近にすら見知らぬ史跡や寺社、絶景スポットに何度も遭遇する事となったのですが、こうした発見とともに地元に確実に愛着が芽生えていった事を覚えています。

そして昨日は心のよりどころの一つとなっている多度大社周辺を走ったのですが、予想外に新たな発見が多く、ひたすらワクワクしながら走り進めている自分がいました。

そしてあまり土地勘のない地域であっても、走っていろいろな歴史や文化に触れていくたびに、走っている土地に愛着がわいてくる。

これこそが今の私にとって、ランニングの最大の醍醐味となっています。

苦手な暑いシーズンはレースの事を考えるより・・・

もうすぐ50代に突入という事になる私ですが、自分の衰えは絶対に認めたくない。

このことが今シーズンこそは、サブスリーの走力を復活させるべく一番のモチベーションになっています。

ただこれから苦手な暑いシーズンがやってきて、ただでさえさえない走りのパフォーマンスがさらに落ちることを考えると、レースでの記録だけを目標に走っていては、結構早い段階で心折れるであろう・・・という残念な自信があったりします。

そこでこれからの夏場、積極的に実施していこうと思っているのが、三重県全域での未知の世界を目指しての散策ランの継続。

昨日の多度散策ランで改めて思ったのですが、なじみのない土地などで、未知との遭遇に向けて走っているときは、いつも本当に楽しく走れている自分がいて、悪い状態が続く今であっても、無理なく楽しく走行距離を延ばせていける気がしています。

さらにこれから仕事などの関係で、三重県各地に訪れる機会がより一層増えそうな状況。

まだ馴染みの薄い地において、未知の世界での新たな発見があると思えば、どれだけ暑い時期であっても、ガンガン走れそうな気がする。

・・・という事で、これから夏場にかけては、いかに多くの三重県各地の目玉スポットと巡り合えるかを第一目標に考えて、地道に走行距離を伸ばしていこうと思っています。

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