
ランニングでの故障明けは、できるだけ負荷の少ない内容から練習を再開していくのがセオリーです。
またランニングで故障する大きな要因となるのが、体重の3~5倍ともいわれる着地衝撃にある事を考えれば、着地衝撃を極力抑えられるコースを走る方がいいことは間違いありません。
そんな着地衝撃を抑えられる芝生が広大に広がる富双緑地公園より、故障明け、そして3月最初のランを実施する事となりました。
気が付けば今日より3月がスタート
2月も後半にかけてだいぶバタバタしてしまっている間に、気が付けば3月になってしまいました。
先々週の日曜日のかもしかハーフマラソン走で再発してしまったハムストリングの肉離れは、結構重傷で1週間たっても痛みは治まってくれず。
結果10日以上ほとんど走っておらずと、年末からの走り込み等で積み重ねてきたはずの走力は確実に落ちているものと思われます。
そして過去最低レベルの失敗レースとなった昨年11月の土山マラソンの汚名を返上するべく入れたはずの、3月23日予定のとくしまマラソンに向けて、確実に暗雲が漂ってきています。
ランの再開は富双緑地公園から
そんな中、今日は土曜日という事で、セカンドウィンド四日市練習会を富双緑地公園にて実施しました。
今日はここ最近の寒さが嘘のように暖かく、ここ最近ずっと感じていたハムストリングの違和感もほとんど感じず、さらに富双緑地公園の広大な芝生を走るなら着地衝撃は大幅に抑えられるであろうという事で、メンバーと一緒にゆっくりペースで走る事にしました。
いざ走りだすと、思いほか足取りは軽く、ハムストリングに違和感はほとんど感じず。
ただ先月肉離れを再発させてしまった際は、痛みが大したことないとばかりに、調子に乗った際にやってしまったという事もあり、慎重に慎重に走り進めていく事となりました。
結局ハムストリングの違和感はほとんど感じることなく、そして呼吸の乱れも全くない状態で、約12㎞を走って富双緑地クロカンを終了。
ようやく肉離れの症状も快方に向かってきた気はするのですが・・・
思うように走れないなら・・・
そんなわけで今日はハムストリングの違和感をほとんど感じることなく走り切れたわけですが、ハムストリングの肉離れは完治するのに1か月近くかかると言われています。
そんなことを考えると、とくしまマラソンまでにまたまた肉離れを再発させないことを考えるなら、とくしまマラソン本番までスピードを上げて走る練習はまずNGといったところ。
また30㎞走など負荷の高い走り込み練習も、当面は避けたほうがいいような気がしています。
そんな後ろ向きな条件が整う中ではありますが、唯一今日の富双緑地クロカンで手ごたえを感じたのは、ここ2週間ほど力を入れて取り組んだインナーマッスル(身体の奥のほうの腹筋?)強化の成果。
大学駅伝の強豪校・青山学院大学が取り組んでる「青トレ」を参考に、インナーマッスルの強化だけは怠らずにいたのですが、今日の練習では特に上り坂を走っている際に、明らかに無駄な動きが少なくなっている感覚があり、結果的に身体の軸となるインナーマッスルが安定してきたことを、今日の練習では実感する事ができました。
とくしまマラソンまで残り3週間ちょっととなる中、走る方のトレーニングメニューには大きな制限がかかる事は避けられないなら、インナーマッスルの徹底強化に光を見出すしかない。
そんな気がしているという事で、とくしまマラソンに向けてインナーマッスル強化だけは徹底的に行っていきたいものです。