ランニングでの着地衝撃は体重の3倍から5倍と言われている一方で、ウォーキングでの着地衝撃は体重の2倍前途と言われています。
また両足が地面から離れる時間帯があるジャンプ運動とも言えるランニングと、どちらかの片足が地面についている状態にあるウォーキングでは、着地方法をはじめ、身体の動きに多くの違いがあります。
ただ同じく有酸素運動でもあり、ウォーキングからランニングに移行される方もかなり多いことからしても、ウォーキングとランニングに多くの共通点がある事も間違いないという事で・・・
イオンモール桑名にてウォーキングイベント
今日の午前はイオンモール桑名へ。
その目的はイオンモール桑名と桑名市が連携する形で開催されたウォーキングイベントに、三重県ウオーキング協会所属のウォーキング講師として参加させていただくためでした。
三重県ではイオンモールが6店舗あり、各店舗内にはウォーキングコースが設定されています。
そのうち三重県ウオーキング協会では現在イオンモール津南店と明和店にて、毎月店内のウォーキングコースを歩くイベントの講師を派遣しているのですが、今回はそのつながりで桑名にお伺いする事となりました。
イオンモール桑名に設定されているコースは1230mと、イオンモールの中でも比較的長めの距離が取れるうえ、店内の多くのテナントなどを巡れるコースで、歩いていると店内にこんな店があったのか・・・と思わぬ発見があるコースです。
ウォーキング教室にランニング指導の内容を入れたところ
そんなコースを利用してのウォーキングイベントは、1時間の内容を2度にわたって実施。
私自身は1回目のイベントのメイン講師を務めさせていただきました。
ここ最近、ウォーキング講師をする際、ランニングを教えていたころにアドバイスしていた内容を伝える事が多くなりました。
その理由は、明らかにその方が、参加者の皆さんが積極的に話を聞いて下さることが分かってきたから。
さらに言うと教室後のアンケートでも、明らかにいい評価を得る事が多くなってきたからだったりします。
以前はウォーキング教える際と、ランニングを教える際では、かなり違った事を教えていた感のあった私ですが、ここ最近ウォーキングとランニングでは身体の動かし方など異なる部分も多いものの、共通する部分も多いという事が分かってきて、ウォーキング教室でもランニング教室の際に実施していた動き作りのドリルを取り入れたりすることが多くなりました。
そんな共通する部分も、逆に異なる部分も把握したうえで、教室の流れを作っていくと、他のウォーキング講師の方とは明らかな差別化が図れる。
このことが、ウォーキング講師としてはまだ知識が浅い感のある私であっても、大きな強みになりつつある気がしてきています。
明らかにウォーキング指導が楽しくなってきたという事で
今日のイベントにご参加いただいた皆様は、本当に熱心な方が多く、私のつたないアドバイスにも本当に真剣に耳を傾けていただきました。
そしてコースを歩いている最中も、いろいろな方々から質問をいただいたり、参加者の皆さんとの会話を楽しみつつ、私自身が誰よりもイベントを楽しませていただいている感がありました。
そして歩いている途中にも、ランニング指導の際にかつて教えていた動き作りのドリルをいくつか取り入れてみたのですが、参加者の皆さんそれぞれが本当に楽しそうにやっていただいていて、あらためて今の自分のやり方に手ごたえを感じる事となりました。
・・・とは言っても、まだ手探りの状況でやっている事は間違いなく。
またウォーキングについてももう少し知識を蓄積していかないと、本当に参加者の皆さんを満足させられる教室にはできない気もしています。
そしてもっと言えば、ここ数年でランニングに関する勉強も怠りがちな気がしているため、自分の走力を取り戻すためにも、ランニング理論についても、もう一度勉強しなおす必要がある気がしています。
いずれにせよランニングを教える事、そしてウォーキングを教える事も、元をたどれば私が個人事業主として「らんしす」を立ち上げた時の出発点。
ここに来てウォーキングを教える事にかなりの面白さを感じ始めている今こそ、原点に立ち返るときという事で、これを機にランシス独自のランニング⇔ウォーキング指導メソッドを、しっかり体系化していこうと思っています。