峠のふもとから目的地まで坂道を駆け上がり、戻って下ってくるトレーニングを峠走と言います。
その峠走を三重県内で実施する際に、私自身が周囲の方々にお勧めしているのが。亀山市にある程よい傾斜が魅力の石水渓、そして長くきつめの坂道が続く野登山。
この2つはいずれも22地区ある亀山市のうちの一地区である、野登(ののぼり)地区というところにあります。
亀山市川崎地区へ訪問
今日も昨日に引き続き、朝から亀山市入り。
まず向かった先は、能褒野(のぼの)神社や日本神話最強とも言える存在であるヤマトタケルのお墓・能褒野陵があるのぼのの森。
神社に興味を持つうちに、日本神話に興味を持ち、その日本神話において圧倒的な強さを見せたとされるあのヤマトタケルが亡くなった地と伝わる「能褒野」が三重県亀山市にあると最初知ったときは、私自身結構な衝撃だった記憶があります。
そのヤマトタケルのお墓として正式に認められているのが、三重北部最大の前方後円墳である能褒野陵。
そしてそのヤマトタケルを祀る能褒野神社。
そんなヤマトタケルにご縁深いスポットがあるのぼのの森、もう少し多くの方がその凄さを知っていてもいいのでは?・・・と思っていたりするのですが、そんな私も5年ほど前にたまたま知ったというレベルなので、たいそうな事は言えません。
そんな能褒野陵や能褒野神社のあるのぼのの森は、亀山市の北東部にある川崎地区という地区にあるのですが、この川崎地区は亀山市22地区の中で2番目に人口が多い地区で、今の三重県知事である一見勝之知事の出身地でもあります。
亀山市野登地区にも訪問
そんな川崎地区の史跡などをいくつか巡った後に向かった先は、川崎地区の西隣にある野登地区。
峠走のため石水渓や野登山に何度も走りに来ているという事で、私にとって一番ご縁がある地区と言えるのが野登地区。
そんな野登地区の中で、特に私がお勧めしたいランウォーク時の立ち寄りスポットの一つが坂本棚田。
平成11年7月に日本の棚田百選に認定され、小さな盆地の緩やかな斜面に400枚以上におよぶ田が広がる坂本棚田は、戦国時代に開墾がはじめられ、明治には今の形になっていたと言われています。
そんな坂本棚田に至る道は、かなりきつい傾斜の坂道で、ここまで走ってくるだけでも結構なレベルのきつさの峠走になるという話もあります。
ちなみにこの坂本棚田からさらに坂道を上がっていくと、野登山の登山口に到達する事になり、さらに野登山峠走を楽しめてと、峠走としても、山歩きとしてもかなり濃いランウォークを実施することができます。
昨日今日で亀山市5地区に訪問
そんなわけで今日は亀山市の川崎地区、そして野登地区に訪問させていただいたわけですが、この2つの地区にはのぼのの森や坂本棚田だけでなく、他にも数多くの見どころがあります。
昨日は亀山市城北地区、城西地区、加太地区、そして今日は川崎地区、野登地区に訪問させていただき、いろいろな方々の話を聞かせていただいたのですが、地元の方だからこそ知る貴重な情報も多く、この2日間だけでかなり亀山市に愛着がわくようになりました。
三重県ウオーキング協会の某ミッションのため、これからさらに亀山市全22地区を訪問させていただく事が確定しているわけなのですが、今後さらにディープな亀山を知る事になりそうです。
そして明日はさらに亀山市の2地区に訪問予定なのですが、明日はどんな未知との遭遇につながるか、楽しみしかないという事で、明日もガッツリ亀山市を満喫していきたいものです!