
世界的ランニング名著の教え
私が「リディアードのランニング・バイブル」と並んで信奉するランニング専門書に「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」があります。
この本によるとレースに向けて1つのシーズンを、4つのフェーズに分ける事が書かれています。
その4つのフェーズのうち、まず最初に来る第一フェーズが基礎トレーニングフェーズで、基盤の構築と怪我の予防を主な目的としています。
そして実は私、本日をもって第一フェーズを終了する事となりました。
月半ばにして二度目の40キロ走を実施
今日は2月に入って二度目の40キロ走を、セカンドウィンド四日市メンバーと実施しました。
朝から大雨が降る中、40キロ走をスタートしたのですが、いざ走りはじめると思ったほど雨は降ってこず。
そして気温も寒過ぎず、暖か過ぎずと、ある意味絶好のコンディションのもと、キロ5分10秒前後のペースで、10キロ、20キロと走り進めていくほどに、足取りはどんどん軽くなっていくのを感じました。
そして30キロ地点に到着しても、脚は驚くほど軽く、「この調子ならかなりの余裕を持って40キロを走れそうだな」・・・とここまでの基礎づくりがうまくいっている事を実感する事ができました。
・・・が諸事情あって30キロ過ぎからは、キロ7分ペース前後とかなりペースを落として走ったところ、脚がどんどん重くなってきて、十分すぎるほど遅筋を刺激できている感覚あり。
ある意味最後の10キロが、脚づくりという意味においては、最も効果的な練習となった気がしました。
脚づくりも故障しない身体づくりもそこそこ万全
今月は月はじめに紀州口熊野マラソンにてフルマラソンを走っているため、今日で三度目の40キロ以上を走り込んだ事になります。
ただ今の段階にあって脚に疲労はそれほど残っておらず、40キロをある程度の余裕を持って走れる脚づくりは着実にできてきている実感があります。
さらに昨年悩まされた足底筋膜炎対策、そして常にリスクを抱える坐骨神経痛対策をしっかり行ってきた事で、故障らしい故障も現段階では全くなし。
基盤の構築、そして怪我の予防と、今の私の状態を見る限り、ダニエルズのランニング・フォーミュラに書かれる第1フェーズの目的は十分に果たせた気がしています。
基礎づくりは十分できたという事で・・・
防府マラソンにてハムストリングの肉離れを起こしてしまった時、今度こそ同じ失敗を繰り返さないようにしようと深く反省する事となりました。
そして洞爺湖マラソンまで残り3ヶ月になるタイミングまでは、とにかく基礎づくりと故障しない事を最優先にしていこうと決めていました。
結果1月にも月三度の40km走、そして2月も月半ばで三度目の40kmと、十分すぎるほどの脚づくりができたうえ、故障箇所も現段階にて一つもなしと、今が万全の状態にあります。
そして気がつけば洞爺湖マラソンまで、残すところちょど3ヶ月となりました。
・・・というわけで洞爺湖マラソンに向けた第一フェーズは、本日をもって終了。
明日よりは洞爺湖マラソンに向けて、いよいよ第二フェーズに突入していこうと思っています!!