マラソンで結果を出すためには、本命とするレース日から逆算して、メニューを組んでいく意識を持つことが大切。
そのとおりにやっておらず、ここ数年結果を出していない私、今シーズンほどこの事を人一倍はっきり意識していかなければならないと思っています。
ただ本命レースを決定すべく抽選にエントリーしていた神戸・金沢マラソンは見事に2レースとも落選で、昨日の段階では秋のフルマラソン本命レースがまだ未確定の状態。
そして昨日はもう一つ抽選にエントリーしていた、おかやまマラソンの抽選発表日でした。
おかやまマラソンは当選
見事に抽選に2連敗して迎えた、昨日6月19日(火)のおかやまマラソン抽選発表日。
おかやまマラソンの抽選倍率は、過去最高の2.02倍との事でした。
結果発表は午前11時、今回もまた落選かな・・・などと思いながらログインしてみると、結果は見事「当選」していました。
もともとおかやまマラソンはエントリーしていた3レースの中でも、最も出場したいと思っていた大会。
ただおかやまマラソンの開催される11月11日(日)には、私の今の本拠地とも言える場所において、ある予定が入っており、大人の事情により出場に暗雲が立ち込めていました。
・・・とは言うものの、いざ抽選に当たってみると、やはり出場したいという気持ちも出てきて、おかやまマラソンをこの秋のフルマラソン本命レースにしようと、昨日の夕方の段階ではほぼ決めかけていました。
サッカー日本代表がW杯でコロンビアに大金星
そんなおかやまマラソン抽選発表が行われた昨日の夜、サッカーW杯の初戦・日本対コロンビアが行われました。
コロンビアには4年前の大会で1−4と屈辱的な大敗を喫している日本代表。
今大会でも敗戦濃厚との予想でしたが、見事その予想を覆し、終わってみれば2−1で日本の勝利。
スタート直後に相手コロンビア選手が退場して一人少なくなるなどの幸運もありましたが、日本代表選手は終始落ち着いており、ただただ感心しつつも安心して見ていられるゲームでした。
そして試合終了後、どの解説者が話したのか覚えていないのですが、こんな事を言っているのを聞いてしまいました。
この勝利で日本代表は4年前に止まった時計を、再び動かすことができたのでは?
止まった時間を動かすのは・・・
この言葉を聞いた時に、おかやまマラソンが当選した時から、ずっとひっかかっていた笑顔で生きる魔法の言葉に書かれているある言葉が蘇ってきました。
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その言葉というのがこの言葉。
止まった時間を動かすのは自分次第
自分にはここ2年連続でゴールまで行く前に、時計が止まってしまった大会があります。
今シーズンはその大会を回避して、記録の狙いやすい大会で結果を出そう。
・・・というのがもともと思い描いていた今シーズンの秋のレースプランだったのですが、この言葉を読んだ時に心にかなり大きなひっかかりができてしまいました。
ここ2年連続で、フルマラソンに挑戦するうえで最も屈辱的な途中棄権という結果に終わった大会から逃げて、記録の狙いやすい大会で記録を狙っていっても、結局思うような結果は出せないのでは?
それどころか自分はこれから一生逃げの姿勢で、フルマラソンに向かっていかなければならないのでは?
自分がフルマラソンで結果を出せていた時は、いつも無謀とも言える目標を立て、多くの人にその事を公言し、常に攻めの姿勢を持ち続けていました。
ただここ最近の自分はすっかり攻めの姿勢を忘れて、常に楽な方に逃げてしまいがち。
そんな今の自分のままではマラソンはもちろん、やる事なす事全般において、逃げグセがついてしまうのでは?
これからの自分が進むべき道を考えると、そんな逃げグセがついたままの状態ではかなり問題があります。
そんな自分を変えるのは、結局のところ自分自身しかない。
そんな結論に至った時、自分の今シーズンの秋の本命フルマラソンレースが決まりました。