もうひとつのお伊勢参りを体験できるイベントのリハーサルウォーキングを実施

伊勢神宮や二見興玉神社、椿大神社など三重県には神社にはメジャーどころが多くある一方で、三重県内にお寺はメジャーどころが少ない気が・・・

そんな事を考えていた矢先に、ひょんとしたきっかけで興味を持つことになったのが「もう一つのお伊勢参り」をうたって30か所以上の三重県内のお寺を巡る「伊勢西国三十三所観音巡礼」。

いざこの巡礼先となっているお寺のいくつかを巡ってみると、どちらに参詣しても、それぞれに心惹かれる何かを感じる事となり、一度走って全部のお寺を巡ってみようか・・・などと考えていたのが、今年の7月ごろの頃。

そして私がそんな事を考えているときはいつも、なにかしらの奇妙なご縁につながる気がしているという事で・・・

早朝より伊勢市二見にある太江寺へ

昨日は朝5時に四日市の自宅を出発して、伊勢市の二見にある太江寺へ。

その目的は10月14日(月・祝)に予定されている伊勢西国三十三所巡礼(ウォーキング)体験なるイベントの、下見を実施するためでした。

いつものごとくの奇妙なご縁でお手伝いさせていただく事となったこのイベントは、伊勢西国三十三所観音霊場の札番1番の太江寺から、札番3番の松尾観音寺まで約10㎞を歩くというもの。

今日はそのイベントのリハーサルという事で、太江寺ではウォーキングをスタートする前に、朝のおつとめを実体験。(写真は許可を得て撮影しています)

そして通常では拝むことができないらしい太江寺のご本尊・千手観音坐像を拝ませていただきました。(写真は許可を得て撮影しています)

この観音様は、鎌倉時代初期に伊勢神宮内宮の荒木田成長神主が寄進されたものと伝えられていて、お伊勢さんとのゆかりも深いようです。

ちなみにこの太江寺の境内には、二見のランドマーク的存在の夫婦岩のある二見興玉神社に祀られている祭神がかつて祀られていたとされる元興玉社なる場所もあってと、三重県でも屈指のメジャー神社である伊勢神宮にも二見興玉神社にも深いご縁があるお寺だそうです。

二見周辺の魅力を満喫ウォーク

そんな太江寺でご本尊に参らせていただいた後は、約10㎞のウォーキング。

道中には伊勢市二見のシンボルとも言える夫婦岩を拝むことができ、毎年三重県で伊勢神宮に次いで参拝客の多い神社として椿大神社と2番目の座を争う(?)二見興玉神社。

そしてその後にも伊勢神宮とご縁の深い神社を巡ったり。

そして本来のコースからちょっと回り道をして、あの鬼滅の刃に出てきた岩をほうふつとさせると評判のポイントを訪れたり。

そして伊勢を代表する会社の一つとして知られる会社の運営するお店の前を通ったりと、伊勢市二見エリア周辺の魅力をしっかり満喫させていただきました。

さらにこのウォークには、10月開催のイベント同様にプロのガイドの方にも同行いただいていたこともあって、神社検定2級を取得したりとそれなりに神社通を自称していた私が全く知らなかった情報を知れたり、あいまいだった知識を分かりやすい言葉に変えて教えていただき、しっかりとした知識にできたりと、勉強させていただく事ばかりでした。

ひとつ大失敗だったのは、昨日は曇り予報だったという事で、帽子もかぶらず歩いていた結果、頭部に直射日光をもろに浴び続けた事で、予想外にきついウォーキングになった事・・・

ただでさえ暑さに弱い私、炎天下の中、帽子もかぶらず歩いていては、生死の危険すらある・・・というごくごく当たり前の教訓を得る事となりました。

ゴールは倉田山公園のすぐ近くの松尾観音寺

そんな道中、途中回り道も経たりした事で、当初10㎞ほどと見込まれていたウォークは、結果14㎞程を歩く事となったようですが、無事ゴール地点となる松尾観音寺に到着。

この松尾観音寺、伊勢市の誇る金メダリストである野口みずきさんにちなんだ野口みずきロードや、お伊勢さんマラソンのコースの一部となる倉田山公園などと目と鼻の先にあるのですが、恥ずかしながらこのお寺の存在を知ったのは昨年末ごろの事。

そんな松尾観音寺は厄除けのお寺として知られるとともに、雌雄の龍にちなんだ伝説があり、最近では本堂内の床に浮かぶ龍神様が新たなパワースポットとしてひそかに人気を集めているそうです。

そんな松尾観音寺さんで一休みした後は、スタート地点となる太江寺に戻る事になったのですが、せっかく伊勢に来たからという事で、途中には伊勢市二見にある赤福にて赤福氷を堪能。

暑さで完全にやられかけていた私の心身を、十分すぎるほど癒しに癒してくれました。

・・・とこんな貴重な経験をさせていただいた太江寺→松尾観音寺を巡るウォーキングイベントは、10月14日(月・祝)に開催予定。

さらなる詳細は三重県ウオーキング協会ホームページなどに後日掲載予定!・・・という事で、私自身もこのイベントを少しでも成功に導けるよう、できる限りの協力をさせていただこうと思っています。

当イベントについて詳しくはこちら(三重県ウオーキング協会ホームページ)

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