平安時代中期に編纂された延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)に名前が記載された神社の事を「延喜式内社(えんぎしきないしゃ)」と言います。
・・・と言っても頭があまりよろしくない私の場合、すぐに頭の中が「?」になってしまうのですが、そんな私なりの延喜式内社の解釈はこんな感じです。
延喜式内社とは平安時代中期の時代に国から支援を受けていた、それぞれの地域を代表する1000年以上の歴史を持つ神社。
その解釈が正しいのか、間違っているのかは、私自身にはよく分からないわけですが・・・
伊賀市青山町を代表する神社・大村神社に参拝
先日仕事の関係で、伊賀市の近鉄・青山町駅の近くまで行っていました。
仕事などで遠征に行くときは、ご当地を代表する神社に参拝すると決めている私。
そんなわけで近鉄・青山町駅のある伊賀市の安保地区を代表するとの話を聞いていた大村神社へ参拝に行きました。
延喜式内社の一つでもあった大村神社には、地震を防いでくれるという「要石(かなめいし」があることなどから、地震の守護神として全国各地から参拝客が集まっているそうです。
他にも日本三大奇鐘の一つと言われる「虫喰鐘」や、国指定重要文化財に指定されている「宝殿」など、「さすが地域を代表する延喜式内社の一つ」と感心しながらの参拝となりました。
お伊勢さん125社巡りでも訪れた式内社
先日1月16日からスタートしたお伊勢さん125社巡りランで巡っている、伊勢神宮と深いつながりがある125社は、正宮(しょうぐう)・別宮(べつぐう)・摂社(せっしゃ)・末社(まつしゃ)・所管社(しょかんしゃ)とそれぞれに格式があります。
内宮・外宮の正宮、正宮に次ぐ格式を持つ別宮は別格として、次のランクに格付けられている「摂社」は、先日訪れた大村神社と同じく「延喜式式内社」と位置付けられていた神社であるそうです。
先日1月16日に行った125社巡りランで巡った摂社は、旅荘・海の蝶さんのプライベートビーチにある粟皇子神社。
260段と言われるとんでもなくきつい石段を上った先にあった神前神社・許母利神社・粟前神社。
山のふもとの結構見つけにくい道の先にあった江神社。
二見エリアにある摂社の中で唯一、市街地の分かりやすい場所にあった堅田神社。
堅田神社は比較的見つけやすかったものの、あとの摂社は走って巡る目的地となっている神社でなかったら、まず訪れる事もなかったであろうご当地ならではの隠れスポット的なところばかり。
こうした隠れスポット的な神社ほど、たどり着くまでの道中は本当に楽しく、メジャーどころの神社を訪れるより大きなワクワク感をもって走れていた気がしました。
やっぱり延喜式内社ランをはじめよう
未開の地を走りながら、未知のスポットを発掘していく。
これがお伊勢さん125社巡りランの最大の醍醐味だと思っている私ですが、式内社巡りランでも同様の事が経験できるのでは?
先日大村神社に参拝させていただいた際、ずっとそんな事を考えていました。
かつて三重県内の式内社を一筆書きで全部走って巡る・・・などといつものごとくの思い付きでこのブログにて宣言していた私。
ただ夏場のとんでもなく暑い日に実施して心折れてしまい、早々に継続を断念してしまった式内社巡りラン。
ただこれから高山ウルトラマラソンに向けて、長い距離を走り込みたい中で、多くの目的地を設定しながら、飽きずに長い距離を走れそうな延喜式内社巡りランが、かなり魅力的に見えてきました。
そんなわけで月1回実施を予定しているお伊勢さん125社巡りにプラスして、三重県内の延喜式内社巡りランもスタートすることで、ガッツリ走行距離を積み重ねていこうと思っています!!