明治維新から第二次世界大戦終了後までの間、神社には近代社格制度というランク付けがありました。
この近代社格制度では、国が援助する神社「官社」と、地方が援助する神社「諸社(民社)」と大きく二つに分かれていました。
このうち地方が援助する諸社は、さらに「府・藩・県社」>「郷社(ごうしゃ)」>「村社(そんしゃ)」>「無格社(むかくしゃ)」の4つに格付けられていました。
三重県内では諸社の中で最も格上とされるのが「県社」になるわけですが、私の住む四日市市には3つの神社が県社として格付けられていました。
四日市市の県社① 志氐神社
昨日は朝から志氐(しで)神社まで、往復約5キロほどの早朝ジョグに出かけました。
私が最初走りはじめたきっかけは、当時の自宅から志氐神社まで往復約2キロのダイエットウォーキングからだったという事もあり、私にとって志氐神社は多度大社と同様に常に特別な存在であり続けています。
そしてこの志氐神社は、近代社格制度において「県社」にランクづけられていました。
この神社に祀られている神様は、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)というお祓いの神様。
実は私、今までにも何度かこのお祓いの神様に助けられたと本気で思うような出来事が何度か起こっており、この神社でのご利益を心より信じていたりします。
・・・にも関わらず、基本的に朝ラン時に立ち寄ることが多い志氐神社、ここ最近は朝ランをさぼり続けていたため、参拝もだいぶ怠っていました。
今後は朝ランをなんとか継続して、志氐神社への参拝頻度を増やしていきたいところです。
四日市市の県社② 諏訪神社
そして今日は近鉄四日市駅から近いところにある諏訪神社まで、往復約9キロほどの早朝ジョグ。
諏訪神社は私が20代のころに打ち込んでいた諏訪太鼓なる和太鼓チームに所属していた時、最大の花形行事だった8月の大四日市まつりの初日に、毎年必ず参拝させていただいていた神社だったりします。
四日市市内の神社の代表格と言えばこの諏訪神社をあげる方は多いと思いますが、この諏訪神社も近代社格制度において「県社」にランクづけられていました。
この諏訪神社には建御名方命(たけみなかたのみこと)という、かの武田信玄もが信仰したとされる戦の神様が祀られていて、大四日市まつりで「いざ出陣」・・・という状況下において、絶好の神社であったと知ったのは、結構最近の事でした。
四日市市の県社③ 鳥出神社
そして四日市のもう一つ近代社格制度において「県社」にランクづけられていたのが、今年の元旦にすでに参拝している鳥出神社(とりでじんじゃ)。
鳥出神社は私が住む四日市市富田地区を代表する神社という事で、当然のごとく私にとってご縁深い神社です。
そんなわけで四日市市の県社3社は、いずれも私にかなり深いご縁のある神社だったりします。
さらに3社とも自宅から、早朝ラン時にいい感じの距離の場所にあり、今後も早朝ラン時の目的地にも絶好のスポットです。
私がこれから継続してサブスリーを達成していくには、早朝ランの継続が必要不可欠だと思っており、その早朝ラン時に神社参りは私にとってはもはや義務に近いものだと思っています。
その神社参りにおいて絶好の3つの県社が、自宅から走っていける距離にある幸運に感謝の気持ちを持ち続けながら、2022年こそは早朝ランを継続していきたいものです!!