日本一やかましい祭りとして知られているのが、四日市市のお隣・桑名市で開催される天下の奇祭として有名な石取祭。
桑名の石取祭は豪華に装飾された30数台の祭車が町を練りながら、地元の方々が鉦や太鼓を打ち鳴らす伝統行事で、桑名市最大のお祭りです。
この石取り祭りは桑名市だけでなく、三重県北勢エリアにおいて広く開催されているのですが、私の住む四日市市富田地区においても毎年開催されているという事で・・・
地元にて石取りまつりが開催
昨日は私の住む四日市市富田地区にて、石取りまつりが開催されていました。
例年どこか他人事のように祭りの日を迎えていた私ですが、今年と来年は地元自治会の役員になっているという事で、祭りの準備や当日の警備などの任務を担わせていただいていました。
ここ数年コロナの影響により中止、規模縮小などを繰り返していた地元の石取りまつりですが、今年はコロナの規制もかなり和らいだという事で、コロナ前の規模に戻しての開催となりました。
・・・が祭りの日程が近づくにつれて、台風がどんどん近づいてきて、気が付けば今回は直撃に近いルートをたどりそうな気配。
昨日も途中からは、かなり激しい通り雨に襲われたりと、祭り関係者の皆さんにはかなり過酷な状況の中での町練りとなりました。
そして今日は台風の影響で、今日明日にも予定されていた石取りまつりはすべて中止。
思わぬ形で、今年の地元の石取りまつりは幕を閉じる事となりました。
いつまでも続いてほしい古き良き日本の伝統
ここ最近、コロナの影響で地元の祭りなどの行事自体が消滅してしまったりと、かなり数が減ってしまっているといった話をよく聞くようになりました。
中でも深刻なのが後継者不足らしく、行事を継続していきたくても、ノウハウや技術を持った方自体が深刻な減少傾向にある中で、行事の開催自体が極めて困難な状況に追い込まれている地域も少なくないようです。
幸い私の住む地域は、四日市の某大企業のおかげもあって若い方の流入も少なくないうえ、子供たちから大人まで皆さんが一丸となって祭りに取り組まれていてと、これからも長くこの伝統を維持していけるものと思われます。
一方で同じ三重県内にあっても、四日市市内にあっても、若い方の流出傾向が顕著で、後継者不足に悩む地域はかなり多いと思われます。
私自身、今年は恥ずかしながら初めて地元の祭りに微力ながら協力させていただくこととなったわけですが、地元の皆さんが一丸となって一つの目標に向かって取り組まれる姿は見ていて本当に気持ちがよく。
また世代をまたいでの地域の交流の大切さを、思い出させてくれるものがありました。
そんな古き良き日本の伝統のようなものが、地元だけでなく三重県、そして日本全域でこれからも長く続いてほしいと、あらためて思わされる本当にいい機会となりました。
勝負のお盆明けに向けて
今年のお盆は地元の石取りまつりとともに・・・といったイメージだったのですが、明日はかなりの確率で台風が直撃と、思わぬ形でお盆を過ごすこととなりました。
そしてお盆明けからは、ここまでアイディアを温めて、いろいろと準備を進めてきた新規事業の立ち上げに本腰を入れていこうと思っています。
その新規事業、まだアイディアだけが先行していて、具体性が乏しい所ではあるのですが、新たな事業を通じて実現したいと思っているのが、今回の石取りまつりのような地域が一体となってつながれる三重県内の伝統行事の活性化。
具体的にどうやって?・・・と言われると、正直言葉に詰まるところもあるのですが、アクションを起こし続けていけば、かならず何かしらの役に立てると確信しているところではあります。
そして明日はおそらく外出は不可能であろうという事で、新規事業に向けた最終準備を行うには、いい機会になりそうな気も・・・
・・・という事で、明日はお盆明けからの新規事業の本スタートに向けて、最終準備を念入りに行っていきたいものです!