「最弱思考?」を改善しマラソンで結果を出せる「最強思考」を身につけよう

マラソンでもかなり重要な「発揮能力」と「保有能力」


私が信奉するスポーツメンタルトレーニングの書籍に「No.1メンタルトレーニング」があります。

この本によりますと人間には試合(レース)本番で能力を最大限に発揮するための「発揮能力」。

そして日々の練習で実力を蓄え、実力を着実に伸ばしていくための「保有能力」の2つがあるとされています。

いずれもマラソンで結果を出すためにも必要不可欠な能力と言えますが、私において致命的に欠けている能力はと言いますと・・・

特にこれといった不調もない現状ですが・・・

今日の夜は少し夕食を食べ過ぎたため、気休め程度に軽めのジョグを実施しました。

あれだけセカンドウィンド四日市メンバーの前で騒いでいたハムストリングの痛みは、今となっては全くと言っていいほど感じず。

そして昨年悩まされた足裏の痛みも全くなしと、現状において身体全体を見ても、違和感を探す方が難しいほどの状態です。

ただどうも身体に力が入らず、思うように走れない。

・・・そんなことを今日の午前のセカンドウィンド四日市練習会でもメンバーにまくし立てて(?)いたのですが、実際のところなぜ身体に力が入らないのか、その理由は私自身が一番よくわかっています。

単にやる気が起こっていないだけです・・・

今の私に致命的に欠けている能力は?

メンタルトレーニングと言うと、本番で実力を発揮する、すなわち「発揮能力を高めるためのもの」というイメージが強い気がします。

そして自分で言うのもなんですが、私自身、この発揮能力はそこそこ高い方だと思っています。

いつもレースが終わると「あーだこうだ」と結果が出なかった理由を並び立ててばかりいますが、実際のところレースではいつも練習以上のものが出せているのが、私の実際のところだったりします。

逆に私が致命的に不足していると思われるのが、日々の練習で実力を着実に蓄えていく「保有能力」。

急にやる気になって練習をはじめたと思えば、気がつけば「身体に力が入らなくなった」「どうも調子が上がらない」などと言いはじめ、見事なまでに練習をサボる・・・そんなお粗末な流れの繰り返し。

ただでさえマラソンは他のスポーツと比較しても、圧倒的に練習の積み重ねが絶対的にものを言うスポーツ。

こんなどうしようもない流ればかり繰り返していては、保有能力など高まるわけもない事は、誰もがわかっている事です・・・

「最強思考」には程遠い私の思考ですが・・・

「No1.メンタルトレーング」によると、超一流のスポーツ選手には「最強思考」と呼ばれる思考が備わっていると書かれています。

最強思考とは「明確なモチベーションがある」「即実行が条件づけられている」「過去でなくいつも未来を見ている」「いつも強気である」「悪いストレスがない」「全く不満がない」「いつもワクワクしている」「全てが自責で誰か(何か)のせいにしない」・・・そんな特徴があるそうです。

一方で今の私はと言いますと「曖昧なモチベーションしかない」「すぐ後回しにしがち」「結構過去の失敗を振り返りがち」「スピード練習ではいつもネガティブである」「いつも何かに不満を抱きがち」「結構何か(特にランニングシューズ)のせいにしがち」・・・とある意味「最弱思考」を備えてしまっています・・・

そんな私ですが、根が単純で好奇心が旺盛なおかげもあって「なんだかんだでいつも何かにワクワクしている」という特徴だけは、それなりに備わっている気がしています。

・・・となるとまずはそのワクワク感から私のどうしようもない思考回路を、最強思考に少しづつ近づけていくしか手段がありません。

・・・と言う事でまずは私自身のワクワク感をさらにアップさせるところから、今の私に致命的に欠けている保有能力アップにつなげていきたいものです!!

今回の記事で紹介した書籍

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