本気でマラソンレースに向けて走るようになると、どうしても実施することが少なくなるウォーキング。
マラソンレースでいい記録を出すために向上させるために重要とされる最大酸素摂取量、LT値などといった能力を向上させるという意味では、ウォーキングはそれほど練習効果が期待できないメニューと言えます。
ただウォーキングだからこそ、期待できる練習効果も絶対にあるという事で・・・
2024年度がスタートしたものの・・・
ここ最近いろいろ考えることが多く、またまたブログ更新が滞っていましたが、今日より2024年度がスタートしました。
・・・が相変わらず右太ももの内側の内転筋の痛みはおさまるどころか、痛みがひどくなる一方で、走った後は5日近く歩くのにも支障が出るレベルの強い痛みが。
走れないことはないけど、走ると必ず長きにわたって痛みが残る。
そんな状況が1か月ほど続いたという事で、さすがに年度末残り10日ほどは全くと言っていいほど走らずに過ごすこととなりました。
たださすがにこの調子では走力はおろか、体力自体もがた落ちで、しかも肥満も進む一方という事で、年度最初の今日は新しく購入した「ナイキ フリーラン」にてウォーキングを実施することにしました。
ウォーキングだからこそ意識できることのある
そんなわけで自宅から1.5㎞ほどの距離にある地元を代表する鳥出神社までの往復ウォークをスタートしたのですが、走るのに比べれば格段にスピードは遅く。
そんな状況にストレスを感じながらのウォーキングだったのですが、途中からはせっかくだからとばかりにランニングでも役立つ「肩甲骨の動き」「骨盤の連動」「足裏の重心移動」の3つを意識しながら歩くことに。
すると驚くほどペースアップでき、どんどん歩き進めていくのが楽しくなっていく展開に。
考えてみればここ数年、走っていてもあまり意識してこなかったような気がする「肩甲骨」「骨盤」「足裏」の動きですと、ウォーキングだと動きがジョギングに比べるとゆっくりになる分、しっかり意識することができます。
肩甲骨と骨盤、そして足裏の動きの連動。
これらの動きがスムーズになれば、走りにも絶対に生きてくることは間違いないところです。
当分はウォーキングでフォームをじっくり見直そう
そんなわけで今日はたった3㎞ほどのウォーキングをしただけだったのですが、いつもよりフォームを意識したからか、歩き終えた後は結構な達成感がありました。
そしてあらためて基本の大切さを思い知らされた気がしました。
肩甲骨、骨盤、足裏の動きを少し意識するだけでも、格段に効率よくペースアップすることができる。
これはウォーキングだけでなく、ランニングにも通じる動きで、当分はウォーキングを通じて肩甲骨、骨盤、足裏の動きを徹底的に改善していく価値は十分すぎるほどある気がしています。
ここまで走れない状況になったのは久しぶりな気がしているのですが、こんな今こそ基本に立ち返って、ウォーキングからじっくりフォームを見直せるチャンス。
そう割り切って、今こそウォーキングに本気で取り組んでいこうと思っています!