フルマラソン一週間前には、レース目標ペース、もしくはそれより少し速いペースでの10~12kmのタイムトライアルがベスト。
そんなことが書かれている本がここ最近多い気がするのですが、私が初めてフルマラソンを目指したときに読んだ本には、このようなことが書かれていました。
フルマラソン一週間前の段階では、スタミナにフタをするためにLSDがおすすめ。
なかなか状態が上がってこない私、今こそ初心に帰るべきという事で・・・
レース一週間前に26kmLSD
昨日は奈良マラソン一週間前という事で、セカンドウィンド四日市メンバーと26kmLSDを実施しました。
ここ数年、レース一週間前には少し速めのペースで10km前後のペース走を実施することが多かった私。
ただ今回は42.195kmを走り切れる脚ができているか、かなり疑問符がつくということで、脚づくりを最優先にLSDを実施することにしました。
ペースはキロ6分前後と、かなりゆっくりペースで走ったのですが、ゆっくり走る方が脚には大きな負荷がかかるようで、26kmを走り終えた後は脚に結構な疲労感が。
また道中でブヨに噛まれていたようで、両足首周りがとんでもなくかゆい上、結構なレベルで腫れてきてと、別の意味でダメージを残す形ともなりましたが、いい感じにフルマラソンに向けた最後の脚作りができた気がしました。
サブスリーペースが思いのほか・・・
今年度はとにかくスピードが全然上がってこないのが、私自身の最大の課題ということで、先週の金曜日にはセカンドウィンド四日市練習会にてメンバーとサブスリーペース・キロ4分15秒を目安にペース走を実施しました。
1ヶ月ちょっと前には、5km走っただけでとんでもなく息切れしていたキロ4分15秒ペース。
今回もメンバーの足を引っ張ることになるであろうと内心思いつつスタートしたペース走でしたが、予想外に呼吸には余裕があり、5kmを走り終えた段階では息切れもほとんどなし。
その後徐々にペースが上がっていって、8kmに到達しそうになった段階で、ハムストリングに「ピキッ」と肉離れの予兆のようなものを感じたため、ここでペース走を終了。
走り終えた後タイムを確認したところ、32分ジャストとちょうどキロ4分ペースで走っていたことに。
呼吸にはまだかなり余裕があり、奈良マラソンに向けて思いのほか、状態が上がってきているのを感じられることができました。
状態は確実に上がってきてはいますが・・・
フルマラソンを走り切るための脚づくりもある程度できていて、スピードもそれなりに戻ってきている。
それでもまじめに練習を始めたのは10月の半ばごろと、2ヶ月ちょっとしかマラソン練習ができていないことを考えると、今回の奈良マラソンでサブスリーを達成できる可能性は、極めて低いというのが正直なところだと思っています。
ただ今年の4月に3時間18分46秒で走ったかすみがうらマラソンの時に比べれば、格段に状態も仕上がっており、特に根拠はないのですが、3時間一桁台は十分狙える気もしてはいます。
あとはこれから一週間で、いかに疲労を抜きながらコンディションを上げていけるかで、レース本番の結果も大きく変わってくるであろうという事で、コンディショニングだけでも万全の状態で奈良マラソンに臨みたいものです!!