マラソンのトップランナーは例外なく1時間以上の時間をかけて、ストレッチ等でじっくり身体のメンテナンスに取り組んでいます。
そしてウォーキングやジョギングの指導者として、人様にアドバイスすることも多い立場にある私。
身体のケア、ストレッチがいかに重要であるかを、いつも力説させていただいています。
ただ残念なことに、そんなたいそうなアドバイスをしている私自身が、ここ数年ストレッチらしいストレッチを全くと言っていいほどやっていなかったという事で・・・
内転筋の痛みの原因は柔軟性の欠如?
右太ももの内側の内転筋の痛みがなかなか良くならず、走った後にはかなりのダメージが残り、歩く事すら支障が出る時もある。
そんな状況が1か月近く続いたという事で、ここ最近はウォーキングを重点的に行っている私。
それと同時にここ1週間ほど力を入れているのが、お風呂上がりのストレッチ。
もともと柔軟性に大きな課題があり、あぐらすら全くかけず、私自身の故障の要因の多くが、この柔軟性にある事はわかっていつつも、ついさぼってしまいがちなストレッチ。
ただここ最近になって、内転筋の痛みは、内転筋周辺の筋肉が弱いからでなく、柔軟性の欠如に大きな理由があるのでは?
もっと早く気付くべきことに、ようやく気付いた感のある私、急遽ストレッチをまじめになるようになりました。
ストレッチを急遽真面目に実施中
そんなわけで一時期ベストセラーになった書籍「世界一伸びるストレッチ」を参考にストレッチを頑張り始めたわけですが、私の柔軟性の欠如は末期症状ともいえる有様。
本に掲載されている写真とは程遠いレベルでしか、私の身体は伸びてくれず、一つメニューをこなすごとに自分が情けなくなってしまいます。
ただ実際ストレッチをやってみて、身体を伸ばしてみると、いろいろなところに違和感や痛みを感じる箇所が出てきて、これらの部位のコリのようなものが、内転筋の痛みにつながっている気がしてきました。
ただ身体が硬すぎる私の場合、身体をじっくり伸ばすだけのストレッチでは、筋肉をあまり伸ばしきれていない気が・・・
そこで「世界一伸びるストレッチ」と同じく中野ジェームズ修一さんの書籍「動的ストレッチ」も実施してみると、より筋肉を伸ばせている実感が。
今後はじっくり身体を伸ばす静的ストレッチと、身体を大きく動かしながら筋肉を伸ばす動的ストレッチをバランスよく実施していく必要がありそうです。
ストレッチポールで身体のゆがみも改善しよう
そしてストレッチを実施した後には、ストレッチポールを使ったエクササイズも実施することに。
10数年前、このストレッチポールを使ったトレーナー資格をひそかに取得していた私ですが、ほとんどその資格を活用することはなく。
ただこのストレッチポール、正しい使い方をすれば体のゆがみ改善などに大きな効果がある事は、私自身実感しています。
私の身体の柔軟性の欠如は、身体のゆがみにも原因があるのではと思っている私。
そして身体のゆがみ改善にむけて、短時間でも大きな効果が期待できるのは、絶対にストレッチポールを使ったエクササイズだと確信に近いものを持っていて、今こそ本気でゆがみ改善に取り組むべきタイミングにある事も間違いありません。
・・・というわけでストレッチやストレッチポールエクササイズを実施しているうちに、内転筋の痛み以前に、諸々問題点が発見できているという事で、その改善に向け、今はいろいろ試してみようと思っています。