
ランニング時にペースを上げて走るために、鍛えるべき筋肉としてよく言われるのが体幹まわり、そして下半身、特にお尻まわり・特に大殿筋、太ももの裏側・ハムストリング、そしてふくらはぎなど身体の後ろ側の筋肉。
身体の後ろ側の筋肉は、日常生活では意識しないとあまり使わない筋肉であるうえ、ゆっくり走っているだけでは鍛えにくく、筋トレや速く走る練習などで強化していく必要があります。
ただ速く走る練習は、故障のリスクもかなり高いという事で・・・
相変わらず消化不良なトラック練習に・・・
昨日は火曜日という事で、夜はセカンドウィンド四日市の練習会にて200mの疾走と200mの休息のためのジョグを交互に繰り返す200mインターバルを実施。
苦手の暑さの中、ここ数年スピード練習時にとにかく発症確率の高いハムストリングやふくらはぎの肉離れのリスクを最小限に抑えつつ・・・などとごちゃごちゃと考えながら1本目を走り終えたところ42秒と、まずまずのペースでスタート。
苦手の暑さのわりには、身体も良く動き、もう少し速く走ろうと思えば走れる感じはあるものの、とにかく肉離れ発症率の高いハムストリングやふくらはぎをできるだけ使わず走ろうとすると、200mという短い距離であっても、やはり後半にかけてスピードに乗りきれない感がかなりあり、なんともストレスのたまる展開に・・・
それでも42秒前後をキープして、200mを10本疾走したところで、身体に熱がこもって、頭が真っ白になるいつものオーバーヒート状態になり、ここでいったん離脱。
その後メンバーに再合流して、200mを45秒前後まで落として5本走ったものの、暑さにバテバテ状態で、全くスピードに乗りきれないまま心折れてしまい、200mインターバルは10本+5本と相変わらずの中途半端な内容で終える事となりました。
トラック練習がダメな分を補うために・・・
そして今日の夜は、ここ2か月ほどの間、それなりに継続できている7㎞の夜ジョグを実施。
今夜は夜になってもかなり気温が高く、ペースは全くと言っていいほど上がらず、キロ5分前後のペースで走るのがやっとの状態でした。
そんな夜ジョグ、ここ最近定期的に実施しているのが、ラスト1㎞程の距離の間、2本分の電信柱の疾走と、2本分の電信柱のゆっくりジョグをひたすら繰り返すウィンドスプリント。
もともとトラック練習が苦手で、ここ数年消化不良な内容でしか実施できていない分を、なんとかこのウィンドスプリントで取り戻そうと、7月のジョグより継続して実施するようにしたところ、なんだかんだでスピードアップにつながっている感もあり。
かつてのフルマラソン・サブスリーの走力を取り戻そうとするなら、現段階よりもう一段階も、二段階もスピードのベースを上げておかないと話にならないという事で、来月8月以降も、夜ジョグ後半のウィンドスプリントを定期的に実施していきたいところです。
8月もスピード強化を継続していこう
200mを42秒で走ろうと、40秒を切って走ろうと、正直フルマラソンでの結果に直結するかどうかと言われれば、かなり微妙だと思っています。
ただ全力の7~8割前後のスピードで走るとなると、なんだかんだ言っても自然と腕の振りは大きくなり、連動して骨盤も大きく動いてストライドも広くなり、そしてピッチも上がってと、ペースを上げて走るための動きづくりにつながるのは間違いなく、楽に速く走れるベースを作るうえでも100~200m前後の短い距離を速く走る練習はするべきだと思っています。
特に夏場は、筋肉が温まりやすい分、より大きな動きが作りやすく、スピードアップには最適な季節。
・・・という事で、まだまだとんでもない暑さが続きそうな8月も、特に前半はスピード強化に積極的に取り組んでいきたいものです。