ランニングの基礎練習と言えば、真っ先に思い浮かぶのが隣の人と話ができるような余裕あるペースで走るジョギング(ジョグ)。
ただここ数年とんでもなく暑い夏が続いており、今年は5月から結構な暑い日も多くと、ジョギングすら楽でないシーズンに差し掛かりつつあります。
そして現在不調を絶賛継続中の私、暑くなればなるほど、ジョグすらがとんでもなく億劫になる事は間違いないであろうという事で・・・
フォーム改善のカギはウォーキング?
セカンドウィンド四日市に新しく入ってきていただいたメンバーの一人に、コロナで2年近くランニングから離れていたものの、昨年の夏場ごろから練習を再開し、現在すっかり調子を取り戻されている方がいらっしゃいます。
そのメンバーにどうやって走力を戻していったかをうかがってみると、夏場に2か月ほどしっかりウォーキングを続け、フォーム作りからしっかり行ったとの事でした。
ここ最近の私、大変情けないことに、メンバーの皆さんからランニングフォームの崩れを指摘されることが結構あったりします。
そんな私が10年以上も前にランニングをはじめた時の事を思い出してみると、ウォーキングで2か月ほどフォームをしっかり固めた結果、予想をはるかに上回る早さでの走力アップにつながっていった気がしてきました。
さらに言えば、これから暑さがどんどん増していく中、ただでさえ暑さに極端に弱い私の場合、ジョギングですらとんでもなくきつく感じると思われ、せっかくのモチベーションもしぼんでしまう可能性も大。
一方でウォーキングなら、ジョギングほど身体に負荷もかからない事は確実で、今のスタミナ不足が顕著な私でも、暑い中でも取り組みやすいことは間違いなさそうです。
珍布峠ウォーキングコースを歩いてみた結果
そんなわけで先日松阪市の飯高に訪れた際は。新日本歩く道紀行100選「歴史の道」に認定されているウォーキングコース「珍布(めずらし)峠ウォーキングコース」をウォーキングしてみる事にしました。
ウォーキングでは、特にここ最近自分自身でもどこかしっくりこなかった腕ふりや、足裏の使い方などを強く意識しながら歩いてみたのですが、早速走っていても気づかなかった、私のランニングフォームの欠点を見いだせた気がしました。
腕振りと足裏は、走りの推進力を生むうえで、かなり重要な位置づけにあります。
ただここ最近、こうした基本的な事すらどこか頭から吹っ飛んでいた感のあった私、予想外のウォーキング効果に驚かされる事となりました。
さらに今回歩いた珍布峠ウォーキングコースは、「間違えられるものなら、間違ってみろ・・・」というくらい、コースの要所要所に案内看板があってと、本当に歩きやすく。
さらに珍布峠をはじめ、景観もかなりの絶景が続いてと、本当に歩いていて楽しく。
またウォーキングは、ランニングよりスピードがゆっくりになり、視野が広がる分、より景観を楽しめる感覚もかなりあり。
・・・と予想以上にウォーキングをガッツリ楽しめている私がいました。
今こそウォーキングにもじっくり取り組もう
一応今年度から三重県ウオーキング協会の事務局長も務めることとなった私。
ただそんな立場にありながら、ここ数年ウォーキングを実施したという記憶はあまりなく・・・
これからより多くの方にウォーキングをより楽しんでいただける取り組みを考えていかなければならないわけですが、そのためにはウォーカー目線に立ってみる事もかなり重要です。
ここ数年、自分自身の運動と言えばどうしてもランニングが大半となっていましたが。今こそウォーキングもじっくり取り組むには絶好のタイミング。
さらに今の私には、三重県内に気になるウォーキングコースがまだまだ山ほどあり、ウォーキングへのモチベーションは結構高い。
・・・という事で、初夏の暑さにならしたい今のタイミングにこそ、じっくりウォーキングに取り組んでいこうと思っています!