今年の箱根駅伝を圧倒的な強さで制した青山学院大学のフィジカルトレーナー・中野ジェームズ修一さんは、かつてプロテニスプレーヤー伊達公子選手の39歳からの現役復帰をサポートしていたそうです。
その際、半年で筋力は20代のころに近いところまで戻せたそうですが、疲労回復に要する期間を短くするのは本当に困難だったようです。
超一流のプロアスリートですら、加齢により疲労回復が遅くなることは避けられないという現実。
・・・にも関わらず、一庶民ランナーに過ぎない私が、この現実から逃れることなどできるわけがないという事で・・・
思ったより調子は落ちていない?
昨日はセカンドウィンド四日市の練習会前に、自主練で400mインターバルを実施しました。
ここ1週間ほど走っていても、力が全く入らず、早々に息が上がってしまう不調状況が続いていたのですが、そんな事ばかりも行っていられないとばかりに実施した400mインターバル。
設定は90秒で7本と、調子の上がらない今の状態ではこれで精いっぱいかな…と思える少し軽めの設定でスタートしたのですが、最初の1本目はそれほど頑張って走ったわけでもないのに85秒。
2本目から4本目までも85秒で400mを走り切ったのですが、意外なほど力強く走れている感覚がありました。
そしてせっかく7本で終わるならもう少しペースを上げようと、残り3本は82~83秒で400mを走って、400mインターバルx7本を終了。
さすがに今の私に400m82秒はかなりきつく、息はかなり上がっていましたが、しっかり400mx7本を走り切ることが出来ました。
そしてその後はセカンドウィンド四日市練習会にてメンバーの方のペースメークで、400mx15本を115秒から120秒設定で走ったのですが、それほど疲労を感じる事もなく、思ったより早く不調から脱却できた気がしていました。
不調の理由はピーキングなどではなく・・・
そして今日は土曜日という事で、午前はセカンドウィンド四日市練習会を伊坂ダムにて実施。
朝から起き上がる事すら困難なほど身体が重く、いざかるくジョグをしてみたところ、100m足らずで息が上がってしまい、到底伊坂ダムのアップダウンあるコースを走れる状況にない事を認識する事となりました。
結局今日は伊坂ダムの周回コースを2周ウォーキングしただけだったのですが、歩いているだけでも息が上がってしまうほどのダメっぷりの中、歩いている最中にふと思い出したことがありました。
”そう言えば先週も1㎞インターバルを実施した翌日から、いきなり不調状態になってしまったよな・・・”
この不調の理由をピーキングの影響などと、一人前のアスリートのような事を先日このブログで書いていた私。
ただ2週連続でポイント練習後に不調が続いたとなると、不調の理由は単に「加齢により疲労が抜けにくくなっただけ」なのではという気がしてきました。
青トレのリカバリーメニューをしっかりやろう
そんなごくごく単純な不調理由に気づいた際、思い出したことがありました。
”そう言えば先日このブログではじめると書いた「青トレ」の2冊目には、疲労回復を早めるとかなんとか書いてあったな・・・”
そこで早速青トレ2冊目の表紙の帯を見てみると、「疲労回復を早める33のリカバリーメソッド」なる言葉がやはり書いてありました。
しかも私が信奉する青山街区印大学監督・原晋監督と日本一のプロフェッショナルフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんの顔写真付きで。
この二人がおっしゃっているなら、この本に書かれている事をしっかりやれば、ポイント練習の翌日にも疲労を残さずガンガン走れるに違いない。
・・・と多分そんな極端な事にはならないと思いますが、いずれにせよここ最近全くやった記憶のないリカバリーのための身体のケアを今こそしっかりやらないと、かすみがうらマラソンサブスリー、そして47都道府県サブスリー達成は遠のく一方。
・・・という事で、今日より早速青トレのリカバリーメニューを実践、そして日々継続を心がけて、リカバリーをしっかり習慣化させていきたいものです。