
約3年前に私が合同会社ランシスを設立した際、ビジョンとして「三重県全域をランナー・ウォーカーのテーマパークに!」なる事を掲げていました。
ディズニーランドに行ったのは中学校の修学旅行の時のみ、ユニバーサルジャパンには行った事がなく、地元と言えるナガシマスパーランドですら2度ほどしか行った記憶がないほど、たいしてテーマパーク好きでもない。
そんな私がこのようなビジョンを掲げたのには、ある方に感化されていた事が大きな理由としてありました・・・
沖縄発の本格テーマパークが本日オープン
今日7月25日(金)より沖縄県にて、注目の本格テーマパーク「ジャングリア」がオープンしました。
広大な60ヘクタールのゴルフ場跡地に、沖縄北部の大自然を生かした22のアトラクションやショーが楽しめ、沖縄観光の新たな目玉として大きな期待が集まるジャングリア。
このジャングリアの企画の中心人物となったのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの経営をV字回復させるなど、主にテーマパークの再建実績より、現在日本最強のマーケターとして名高い森岡毅氏。
実は私、3年ほど前から、この森岡毅さんの書かれた書籍などにかなり感化された部分が多く、ここ最近もこの方の出ているYoutube動画を隅から隅まで見続けるレベルの、にわか信者となっていました。
正直なところもともとあまりテーマパークに興味のない私、ジャングリアのオープンについては他人事的なところがあります。
ただ森岡毅氏はこのジャングリアのオープンを通じて、沖縄経済の活性化、そしてさらに先には日本全体の観光業全体の活性化を見据えていらっしゃいます。
そして私自身、今後ランシスの事業としても、三重県ウオーキング協会の事業としても、最も注力していこうと考えているのがまさに観光業。
・・・という事で、今回のジャングリアの先行きにかなり注目しているところです。
沖縄県と三重県は少し似ている?
ジャングリアは沖縄全体でみて、人口密度が高く、都市化が進んでいる沖縄の中南部に比べ、人口密度が低く、森林が多く、観光客の集客でも水をあけられている沖縄北部の活性化も大きなテーマとなっています。
そして沖縄と同じく(?)南北に細く長い三重県はと言いますと、沖縄とは逆に人口密度が高く、工業が盛んな北部に比べて、人口密度が低く、第一産業中心の南部と「南北格差」が問題になっていると言われています。
ただここ最近三重県の南部に行く機会も多い私、こと観光に関して言えば、三重県南部も北部に全く引けを取らない・・・というより、むしろ勝る部分もかなり多い気がしていて、私自身、三重県南部に仕事が入ると、見知らぬ地に足を運ぶのがいつも楽しみで仕方なかったりします。
・・・とは言っても、今回のジャングリアのように700億もの資金をかけて、本格的なテーマパークを三重県南部に作れば観光客が集まるかと言えば、まず間違いなく大コケするだけと思われます。
それなら大きなコストをかけずに、三重県全体の観光推進につなげる手段、それがランニング・・・と言いたいところですが、ウォーキングにある気がしています。
ウォーキングのポテンシャルは絶対すごいという事で
ウォーキングはランニングに比べて、着地衝撃が抑えられるなどケガのリスクが低いなど、敷居がかなり低いと思われ、比較的多くの方が実施しやすい運動の代表格だと思っています。
そしてここ最近ウォーキングの頻度を増やすようにして思うようになったことですが、ランニングに比べて移動速度がゆっくりになる分、視野も広くなり、地域の魅力がより見えてくるところがあります。
そんなウォーキングだからこそ発見できるような穴場スポットが、三重県はかなり多い気がしていて、そんな穴場スポットにであうたびに、「こんな気持ちの晴れる景色に出逢えるところが、三重県にはまだまだあるのにもったいない・・・」と思う事が、ここ最近も頻繁にありました。
そんな穴場スポットの数々を、一つ一つの点としてでなく、いくつかの点と点を線としてつなぐようなウォーキングコースをより多く発掘、制作そして発信していく事ができれば、三重県は北から南までどこにでも行きたくなる。
それだけのポテンシャルを三重県は北から南まで、十分に備えていると、ここ最近確信に近いものを感じはじめています。
・・・といった感じに、いつものごとくジャングリアのオープンに感化されて無駄にテンションの上がっている今のうちに、ウォーキングによる三重県内の観光推進事業を一気に進めていこうと思っています。