
三重県各地では毎年多くのウォーキングイベントが開催されますが、その中でもトップクラスの規模、そして人気を誇る大会の一つが、例年10月中旬に開催される伊勢志摩ツーデーウォーク。
伊勢志摩ツーデーウォークは志摩市の誇る観光スポットである横山展望台や大王埼、国府の白浜など、何より海の抜群の景観が楽しめるのが魅力の大会。
今年も1500人以上のウォーカーの皆さんが、歩きごたえのあるコースが軒を連ねる当大会完歩にチャレンジされました。
今年も2日間にわたり伊勢志摩ツーデーウォーク開催
10月18日(土)、19日(日)の2日間にわたり、志摩市にて「第13回伊勢志摩ツーデーウォーク」が開催されました。
三重県ウオーキング協会として協力させていただいているウォーキングイベントとしても、年間最大級となる当イベント。
例年私自身は、コースの矢印設置等のために、大会の2~3日前から志摩市に入り、大会当日に向けての準備に協力させていただく事となります。
伊勢志摩ツーデーウォークは2日間にわたり開催、そして1日2~3コース、10㎞前後のコースから30㎞のコースまでいくつかのコースバリエーションがあり、実際矢印設置を行っていくと、結構な時間と手間を要する事となります。
また志摩市は道が結構複雑なところも多く、矢印設置を間違うと、参加者の皆様に多大なご迷惑をお掛けする事になるという事で、毎年結構な神経をすり減らす事となります。
いろいろなきっかけとなった志摩市大会準備
この矢印設置、かれこれ10年近く携わらせていただいているのですが、5年ほど前からは三重県ウオーキング協会の責任者的な立場を担う事となった私。
単なる一スタッフとして携わらせていただいていた時は、正直道もスポットも良く分からないまま、当時の責任者の方に行っていただいた通りに動いていました。
・・・が責任者となると、そういうわけにもいかず、本来方向音痴気味だったはずの私であっても責任感が生じた結果、最近は地図をほとんど見ることなく、コースに矢印の設置場所等を把握できるようになりました。
そして矢印設置に携わるごとに、志摩市の魅力により多く気づく事ができ、先日横山展望台にて富士山を拝むことができたのも、まさにこうした気づきが重なったうえでのこと。
そしてこうした地域の魅力の数々の気づきについて、より多くの方にその感動を共有したい。
そして私の故郷である「三重県各地をもっと歩いてみたい!」・・・そう思う方を一人でも多く増やしたい。
そう強く思うような、大きなきっかけとなったのも、この伊勢志摩ツーデーウォークの準備が少なからず影響している気がしています。
今年も学ぶ事多き伊勢志摩ツーデーウォーク
そして伊勢志摩ツーデーウォーク大会当日の三重県ウオーキング協会の任務は、設置したコース矢印の撤去。
それに加えて、三重県ウオーキング協会が取り扱う「オールジャパンカップ」「東海北陸マーチングリーグ」「IVV」といった専用パスポートのスタンプ押印等の受付業務があります。
例年は矢印撤去をメインに動いている私ですが、今年は大会のメイン会場に設置されるパスポート受付の方をメインに担当させていただく事に。
そして大会完歩後に、これらのパスポートにスタンプを押印されるために受付に来られる参加者の皆様のお話をうかがっていると、皆様、かなり本気でウォーキングに取り組まれている、まさにヘビーウォーカーとも言える方々ばかり。
パスポートの対象となるウォーキング大会に参加するべく、毎週末はほとんど休むことなく、全国のウォーキング大会に遠征して参加される方も少なくなく、そうした方々の話を伺っていると、どういったきっかけでヘビーウォーカーになられるに至ったか、その理由を垣間見る事ができた気がしました。
これから三重県ウオーキング協会の活動を活性化させていくためには、こうしたウォーカーの皆様の歩くモチベーションの根っことなる部分を把握する事が必要不可欠。
今年の伊勢志摩ツーデーウォークは、例年以上にそのモチベーションの根源のようなものに触れる事が出来た気がするという事で、今後の活動にしっかり生かしていきたいものです。