
四日市を代表するランニングコースのある伊坂ダムには、伊坂丹生水神という水神さんが祀られています。
水神のご利益としては、五穀豊穣、大漁祈願、金運・商売繁盛、病気平癒、学業成就、縁結び、航海安全など多岐にわたると言われています。
いつもなら金運・商売繁盛を中心に煩悩丸出しのご利益を願ってしまう私ですが、明日に土山マラソンを控える私が願った事はと言いますと・・・
伊坂ダムにて最終調整練習
今日は土曜日という事で、午前はセカンドウィンド四日市練習会を伊坂ダムにて実施。

先週の火曜日にやらかしてしまったハムストリングの肉離れの回復具合の見るため、キロ6分半前後のペースで伊坂ダム周回コースを2周くらい走っておこう。
・・・そう思いながら走りはじめたものの、思いのほかペースは上がってしまい、キロ6分を切るペースからスタートし、後半にかけてはキロ5分半を切るペースまで上がって、約7㎞を走って練習を終了。
火曜日の練習会ではキロ6分半前後のペースで走っているだけでもハムストリングの痛みが気になっていましたが、今日の練習ではそれほど痛みを感じることはなく。
そんなわけで明日の土山マラソン、とりあえず走ってみることを決めました。
いい要素が見つからない明日の土山マラソン
今日はほとんど痛みを感じなかったとはいえ、42.195kmの長丁場となると、ハムストリングの肉離れが再発する可能性は決して低くなく。
そしてペースを上げて走るほど、再発リスクがさらに高くなることも間違いなく、明日はペースはできるだけ抑えて、ハムストリングに負担をかけないラインを見極めながらの走りを強いられることとなりそうです。
ただそうなってくると気になるのが、地味に厳しめの土山マラソン時間制限5時間の壁。

土山マラソンはただでさえアップダウンがかなりきついコースで、仮にハムストリングの肉離れがなかったとしても、きつい坂道の連続にスタミナは消耗していきます。
さらにそもそも走り込み不足は明らかで、今年度に入ってから走った最長距離は21㎞前後と、30㎞走ですら一度も実施しておらず、仮にハムストリングの肉離れがなかったとしてもスタミナ不足は確実に露呈したものと思われます。
そんなきわめて危機的な状況ではありますが、過去ワーストとも言える途中棄権となる無様な走りをしてしまった昨年の土山マラソンでの走りだけは、何とか乗り越えたいという事で、何とか5時間以内の完走を明日目指したいところです。
明日は絶対に楽しんで走ろう
そんないい要素が何一つ見つからない状況ではあるのですが、実は明日の土山マラソンを走るのが結構楽しみだったりします。
最低でもこれくらいのタイムでは走らないと・・・などと、無駄に自分にプレッシャーをかけながらいつもレースに出ていた私ですが、今回はシンプルに制限時間の5時間以内に完走できればOKという状況。
タイムに全く縛られることなくフルマラソンを走る・・・というのを私、ほとんど経験したことがなく、今までも「今回はファンランだから・・・」などと言って出場したレースであっても、いつも無駄なプライドが発動してしまい、結局いつもゴールタイムを気にして走っていました。
ただ今回はタイムを気にしてペースを上げれば上げるほど、肉離れ再発の可能性が高くなる=完走可能性が低くなるという状況で、むしろペースを抑えて走れた方がいいという状況。
などと言っておきながら、結局無駄なプライドが発動して、序盤からペースを上げて走って肉離れ、そして途中棄権をやらかすのが私という人間。
・・・ではあるのですが、明日はとにかく完走を目指して・・・と今日の伊坂ダム練習の後は伊坂丹生水神にて完走(=安全航海)祈願。

そして明日は何より、ゆっくり走れる分、より楽しめるであろう滋賀県土山の景色を存分に楽しみながら、着実に前へ走り進めていきたいものです。






