
フルマラソンを最後まで走りきるために、最も重要と言っても過言でないくらい重要な事として、持久力のある脚づくりがあります。
この持久力のある脚づくりのために重要となるのが、筋肉のバネこそ弱いものの、酸素やエネルギー源などをしっかりため込める遅筋(ちきん)の強化。
この遅筋を強化するには、やみくもに速いペースで走るより、ゆっくりペースでじっくり距離を踏んだ方が、より効果的に強化できるという事で。
GW唯一の走り込みを伊坂⇔山村ダムにて実施
昨日はセカンドウィンド四日市メンバーに誘っていただいて、伊坂ダムと山村ダムと2つのダムを周回する、1周約11㎞×2周のロング走を実施しました。
2月から続く肉離れループに悩まされ、本来ならしっかり走りこむはずだったGWも、1日平均10㎞にも余裕で満たない有様。
別に現状においてどこも肉離れにはなっておらず、相変わらず続くおさぼりの言い訳にしているだけではという話もあるのですが、4月も結局たいした距離も走らず、いきなり20㎞以上の距離を走れるのか?・・・という話もある中、ランをスタートしました。
相変わらず走らなかった4月ですが、唯一しっかりやっていたのが、腹横筋まわり、いわゆるインナーマッスルの強化。
この成果は走っていても明らかに実感できるところがあり、かなりの苦手意識があったはずの上り坂も、体幹の筋肉のバネをうまく使えて、ぐいぐい走れている感覚がありました。
ペースも本来キロ6分で走る予定だったところが、5分前後まで上がっても、呼吸には乱れもほとんどなく、ここ最近明らかに練習不足気味だったわりには、余裕をもって走れており、インナーマッスル強化の効果をより実感する事となりました。
現段階での最大の課題はやはり・・・
そんな確実に強化できている実感のあるインナーマッスルに対して、明らかに強化の必要性を感じたのは、やはり持久力のある脚づくり。
昨日はかなり久しぶりに20㎞以上の距離を踏んだわりには、呼吸の乱れはほとんどなしと、かなり余裕がある状況のはずが、脚だけは一向に思うように動いてくれず。
また昨日は下り坂の局面になると、キロ4分半を切るペースまで上がっていたのですが、キロ4分半ペースが近づくと、やはり肉離れ再発のリスクがあるふくらはぎやハムストリングに大きな違和感を感じる展開に。
この調子では、ここしばらくは調子に乗って、少しペースを上げるだけでも、肉離れ再発のリスクは高く。
また昨日は結局22㎞を走りきったものの、脚は完全に死んでしまっておりと、心肺機能や体幹の強化ぶりと比較して、明らかに脚づくりができていない事を実感。
当面は持久力ある脚づくりが、最大の克服課題である気がしています。
トラック練習もスローペースで
今日は火曜日という事で、夜は中央緑地公園にてセカンドウィンド四日市練習会。
せっかくのトラック練習という事で、ペースを上げて走りたいところではありましたが、あえてキロ7分前後のゆっくりペースで走るメンバーの方と一緒に、ひたすらゆっくりスロージョグ。
昨日22㎞走った事による筋肉痛に加え、普段なかなか走る事のないスローペースで走り、ここ最近あまり使えていなかった筋肉(=遅筋)を使ったからか、走り終えた後は、結構なダメージを脚に感じました。
あらためて脚づくりが、現段階の私の至上命題であることを自覚てきたという事で、最優先課題としてじっくり走り込みを継続していきたいものです。