初の名張市・赤目四十八滝にて極上の渓谷ウォーキングを満喫

三重県の伊賀エリアにあたる名張市の誇る観光名所の一つに赤目四十八滝があります。

四十八滝と言ってもこの48は「数が多い」といった意味で、実際に48の滝があるというわけでなく、赤目四十八滝にある滝の数は21~23くらいと言われています。

その赤目四十八滝、2004年に女優の寺島しのぶさんが「赤目四十八瀧心中未遂」という映画で、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を取った時のことを、なぜか私、よく覚えていたりしたという事で・・・

赤目四十八滝にて初ウォーク

今日は仕事の関係で名張市に向かったついでと言っては何ですが、名張を代表する観光名所の一つ・赤目四十八滝へ。

以前からずっと行きたいと思いながら、名張市はなんだかんだで四日市からかなり遠方という事で、なかなかご縁がなかったのですが、今日は仕事にかこつけて行ってみることにしました。

赤目四十八滝の近くまで来ると、駐車場の料金が道路周辺に表示されていたのですが、その中で入口に一番近いお土産屋さんの駐車場が500円と、周辺の中ではなぜか一番安く。

そちらに車を停めさせていただき、その際に土産屋のおじいさんから赤目四十八滝マップもゲット!

そして赤目四十八滝の入り口では入山料として500円をお支払い。

入口の建物の中にあるオオサンショウウオセンターにて、なぜか憎めないお姿をしたオオサンショウウオが気に入ってしまい、必要以上に長い時間をかけてオオサンショウウオを鑑賞させていただいた後、赤目四十八滝に入っていく事にしました。

赤目四十八滝はきつさを忘れさせてくれる絶景続き

もともと忍者の修行の里と言われていたという事を事前情報として持っていたのですが、実際に歩いてみると坂道の傾斜こそそれほどきつくなかったものの、結構長い階段道が要所要所にあったりと、蒸し暑さも相まって、道中は予想以上にハードでした。

ただそのきつさを忘れさせてくれるほど、渓谷内の景観は本当に美しく、熊野古道・伊勢道でも屈指の景観を誇るの馬越峠や松本峠と比べても、まったくそん色ない絶景続きで、すべての景色を写真に収めたい・・・といったレベルの絶景続きでした。

そして赤目四十八滝を代表すると言われる赤目五瀑の「不動滝」「千手滝」「布曳滝」「荷担滝」「琵琶滝」は噂にたがわぬ見事さ。(実物の滝は、私が撮ったものの数倍の美しさである事が、間違いなく保証できます・・・)

 

そして入り口から3.5㎞ほどのところにある琵琶滝からすぐのところに、最後の滝である巌窟滝まで420mの看板が出ていて、この巌窟滝こそが渓谷内最後の滝である事はわかっていたのですが、仕事の時間の関係で先に進むのを断念。

その後は、来た道をほぼたどる形で、往復約7㎞ほどを約1時間半かけて歩いて入口まで戻って、今日の赤目四十八滝ウォークは終了する事となりました。

絶対にまた来たい赤目四十八滝

そんなわけで初の赤目四十八滝ウォークを実施したわけですが、今日は仕事の打ち合わせの時間に間に合わせるべく、ギリギリのスケジュールを組んでしまっていたため、急ぎ足となってしまい、存分に景観を楽しめたかと言えば、そうでもありませんでした。

また最後の巌窟滝に行けなかったのも、大きな心残りとなってしまいました。

・・・がこれも次回また訪れるいいきっかけができたと思えば、大した問題ではなく、むしろ近いうちにもう一度訪れて、次回こそ存分に赤目四十八滝の景観を満喫したい!

そう心から思えるほど、極上に近いウォーキング体験ができた気がしており、かなりの貧乏性であるはずの私でさえもが、駐車場代500円・入山料500円、合計1000円の費用も、十分すぎるほど元を取れたと確信に近いものを感じました。

また四日市から赤目四十八滝までは車で1時間40分ほどと、ここ最近行く機会が多くなった松阪などに行く時間とほぼ同じくらいと、たいして遠くないというのも正直な実感でした。

そして今後も仕事で名張に訪れる機会は、定期的に出てきそうな気配もあり、さらに帰り際のある出来事により、もう一つ新たな訪れる理由もできたりという事で、ぜひ近いうちにもう一度赤目四十八滝に訪れ、次回こそはさらにその魅力を掘り下げていきたいものです!!

 

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