今まで何度も辛酸をなめてきた土山マラソンに不調の中あえてエントリー

フルマラソンの準備期間としてよく言われるのが、3か月という期間。

42.195㎞という長丁場を走るフルマラソンにおいて、走り込みはどうあっても避けるわけにはいかず、レース3か月前から走る距離を徐々に増やしていって、レース2か月前からはかなりガッツリ走りこみ、最後の1ヵ月前からは徐々に距離を減らしていってコンディションを整えていく・・・というのがフルマラソン準備のセオリー。

そんなセオリーからすれば、秋レースで結果を出すためには、8月からの走り込みが不可欠とも言えるのですが・・・

土山マラソンにエントリーしていました

少し前の話ですが、11月3日(日)に滋賀県甲賀市にて開催されるあいの土山マラソンにエントリーしました。

もともと昨シーズンに自己ワーストをたたき出した奈良マラソンへの出場を予定していたのですが、エントリーをすっかり忘れており、気が付いたのはエントリー締め切り日である7月末の2日前。

いざホームページを見てみると、すでに定員に達していたようで、エントリーは締め切り。

そこで奈良マラソンと並ぶ関西の難コースとして知られる土山マラソンにエントリーする事となりました。

たいして練習もしてないくせに、土山マラソンにエントリーした理由は、レース会場が自宅から1時間半弱と極めて近く、日帰りで参加できるからという極めて単純なもの。

こんな舐め切った考えで、いい結果が出せるほど、フルマラソンは甘くない事は言うまでもありません。

苦い思いでしかない土山マラソンですが・・・

過去に2度の途中棄権、そして完走したレースも後半はバテバテもバテバテといった苦い思い出しかない土山マラソン。

とにかくアップダウンがきついコースとして知られる土山マラソンですが、18㎞からはじまるかなり傾斜のきつい上り坂、そして上りきった後に待つ長く、傾斜もきつい下り坂は、過去に多くのランナーの脚をヘタらせ、心をバキボキにへし折ってきました。

ただでさえ練習不足のまま、レースまで残り2か月ちょっとというタイミングに至っているわけですが、現段階においては土山マラソン最大の難所をどう攻略していくか?

全く対策は立てられていません。

またフルマラソンで結果を出すなら、本気でサブスリーを目指すなら最低でも直前3か月は月間走行距離300㎞は必須とも言われている事を考えると、肉離れだのなんだのと言い訳ばかりで、たいして距離を踏めていない8月を振り返ると、早くも「絶望」の二文字しか思い浮かばない状況ではあります。

土山マラソンにエントリーした理由

そんな絶望的な状況が目に見えているにもかかわらず、土山マラソンにエントリーした理由。

それはここ最近、明らかに鈍っている感がある、レース勘を少しでも取り戻しておくためだったりします。

もともとレースプランをしっかり立て、そのプラン通りに走れていたころは、想定以上の結果を出していた記憶もある私。

ただここ最近、特にコロナ後は、前日になってもレースプランを全く定まらず、結局ぶっつけ本番で適当に走った結果、見事なまでにレース後半に玉砕する。

そんなレースを繰り返している私、もっと言えばエントリーしているレース自体がそもそも激減している私。

そんな私がレース勘を取り戻すためには、レースに出場する以外の方法はありません。

正直あと2か月ちょっとに迫っている土山マラソンでサブスリーを目指すのはかなり無理がある事は間違いない所ですが、次につながるレースプランをしっかり組み立て、そしてプランに応じた走りを心がける事で、少しでも走力を取り戻していきたいものです。

 

 

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