来年の別府大分マラソンに向けて一年じっくり力を蓄えよう

今日2月6日(日)大分県大分市・別府市において「70回記念別府大分毎日マラソン大会」が開催されました。

私自身も一応エントリーしていた別府大分マラソンですが、1月21日にコロナ感染拡大の影響で参加人数が大幅に制限されたため、出場できなくなってしまったのですが、レース日に合わせるように、今日自宅に参加賞のTシャツなどが届きました。

そして今年の別府大分マラソンは、公式記録2時間30分以内を持つトップランナーのみが出場できる大会となったわけですが、MGC(2024年パリ五輪マラソン代表選考会)出場権もかかった今回のレースは、本当に見応え多い好レースとなりました。

自宅でのんびり別大マラソンテレビ観戦

今日は桑名にて延喜式内社巡りランを実施する予定でしたが、昨日の雪の中での伊坂ダムの練習で、ふくらはぎを少し痛めてしまったため、大事をとってノーランデーに。

そしてせっかくなので本来私自身も出場予定だった、別府大分毎日マラソンを「来年の出場に向けてのコースシミュレーション」という名目で、テレビ観戦することにしました。

今日の大分はかなり強い風が吹いていたようで、スタート時点で風速が6mと、マラソンを走るには間違いなく支障の出る生憎のコンディション。

別府大分マラソンはコースこそフラットで記録が出やすいコースと言われているが、風を遮るものが少ない海岸沿いを走る時間が長いため、風が強く吹くと記録がガクッと落ちる。

そんな話を周囲の方から聞いていたこともあり、スタート時のコンディションを見た瞬間に思ったのは、「これ、むしろ出られなくてよかったのでは・・・」というヘタレ丸出しな感想でした。

今年の別大マラソン優勝者は三重県出身

そんな生憎のコンディションの中スタートした別府大分マラソンですが、テレビ越しに映る別府大分マラソンのコースは別府湾の海の景観が美しいうえ、直線が長く続き、本当に走りやすそうなコース。

またテレビで見る限りではありますが、小刻みなアップダウンも要所要所にあるように見え、フラットなコースより多少のアップダウンのあるコースの方が得意な私にとって、かなり相性の良さそうなコースに見えました。

そんなこんなを考えながらレース展開を見ていたのですが、後半にかけてはかなり見応えがある競り合いになり、コースのシミュレーションはそっちのけでレースの行く末に釘付けとなりました。

そして接戦を制し、大会新記録の2時間7分47秒のゴールタイムで優勝したのは三重県出身の西山雄介選手。

ここ数年は所属のトヨタ自動車でニューイヤー駅伝にて区間新記録を出すなどめざましい活躍を見せていた西山選手が見せてくださった初フルマラソンでの快走は、今後のさらなる飛躍を感じずにいられない本当に素晴らしいものでした。

来年こそは万全の実力を持って別大に臨もう

先月1月21日に別府大分マラソンに出場できないと知った時、「ほっとした」・・・というのが正直な思いでした。

まん延防止が出ている中、三重県外に出ていいものなのか?・・・という心配もありましたが、それ以上に、レースも二週間ちょっとに迫った段階で、今の自分にはまだフルマラソンをサブスリーで走るだけの力はないと、思ってしまっていたところがありました。

ただでさえメンタルが大きな部分を占めるフルマラソンにおいて、そんな不安を抱えたまま臨んでも、結果など出るわけはなく、しかも今日はかなりの強風の中のレース。

仮にレースで走れていたとしても、あまりの強風に早々に心折れ、その事を言い訳に後半第失速する展開が、かなりくっきりとイメージできてしまう私がいます。

ただ今日の別府大分マラソンのレースをテレビで見ていて、本当に自分がこんなすごいレースに出る予定だったのか?と思ってしまうほど、あらためて別大マラソンがマラソンランナーにとって特別な大会である事を思い知らされる事となりました。

そして三重県出身の西山選手の好走に明らかにモチベーションも上がっており、来年こそは別府大分マラソンに出場できるにふさわしいだけの実力を備えて、自信を持って次の別府大分マラソンに臨みたい。

そんな次の別府大分マラソンまで残り1年という事で、別府大分についてだけはサブスリー目標にとどまらず、サブエガ(2時間50分切り)を目標に、1年を通して着実に練習を積み重ねていきたいものです!!

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