
三重県北西部に位置し、伊賀忍者の里として知られる伊賀市は、津市、松阪市に次いで3番目に広大な面積を誇っており、大きく6つのエリアに分かれています。

その6つのエリアのうち、もっともよく知られているのは伊賀上野城など伊賀市中心市街地がある上野エリア。
ただランナーやウォーカーにとって、個人的に一番おススメだと思っているのは、亀山市に隣接する大山田エリアだったりしていたのですが・・・
朝から伊賀市さるびの温泉へ
今日はウォーキング関連の某案件のため、朝から伊賀市にあるさるびの温泉へ。
今までなら私の住む四日市市からは、かなり遠方に感じていたさるびの温泉ですが、今年に入りウォーキング関連で亀山市全域を走り回っていた私にとって、亀山市加太地区のすぐお隣、伊賀市大山田エリアにあるさるびの温泉はもはや近場(?)。
しかもさるびの温泉のある伊賀市大山田エリアは、よくよく思い出してみると、セカンドウィンド四日市メンバーの方に何度か案内いただいていて、何度か周辺の東海自然歩道などの山道や劇坂を走っていた多少なりともなじみのあるエリア。
そんな地区にて、ウォーキング関連の某案件のお話をいただいた事。
相変わらず、自分にはこうした奇妙なご縁が続くな・・・と思いつつ、某案件の関係者の方と、さるびの温泉周辺を歩く事となりました。
伊賀市大山田エリアを散策ウォーク
さるびの温泉がある伊賀市大山田エリアは、伊賀盆地の東端にあり、周囲を山に囲まれたところにあるのですが、今回歩いたのは比較的平坦な舗装路。
そんな大山田ウォークにて、まず向かった先は延喜式内社でもある葦神社。
そしてさるびの温泉と並び、大山田エリアを代表する観光スポットで、多くの重要文化財が残され、大仏で有名な奈良の東大寺の伊賀別所として、「阿波の大仏さん」として地元の方々から親しまれている新大仏寺。
この新大仏寺にある大仏さんは、鎌倉時代運慶と並んで鎌倉時代に仏師として名をはせた快慶作で、一見の価値ありなのですが拝観料300円が必要となるようです。
他にも歴史ある伊賀市大山田の見どころを巡りながら歩く事、約4㎞ちょっと。
昨日で見事右ハムストリングの肉離れを再発させてしまった私にとっては、ちょうどいい負荷のリハビリウォークを実施させていただけることになりました。
まだまだ見どころたくさんの伊賀市大山田エリアですが・・・
今回歩いたコース以外にも、伊賀市大山田地区にはウォーカーにも、ランナーにもお勧めのコースが数多く作れる気がしています。
そんな大山田地区ですが、交通の便の悪さがネックとなっているような気がしています。
鉄道で言えばJR柘植駅が最寄り駅となると言えばなるのですが、さるびの温泉、新大仏寺などの名所にはかなり遠く、しかも結構なきつさの坂道も要所要所に待っていてと、いざ訪れるとなると少し抵抗を感じる方も多い気がしています。
ただ大山田地区の魅力を生かせるウォーキングコース、ランニングコースを作り、その良さを写真や動画などの形で情報発信したり、普及に向けた魅力あるイベントなどを開催していく事ができれば、交通の不便さを補って余りある、十分訪れたくなる地域になると確信しています。
三重県には大山田地区のように歩いたり、走ったりすることでこそ、その地域の魅力が伝わる地域が本当に多くあると思っていて、こうしたエリアの魅力を引き出すことこそが、これからの私の大きな使命。
そんな気がしているという事で、今回の伊賀市大山田エリアでのウォーキング関連案件などの機会を積極的に生かして、今後はより一層三重県各地の魅力を存分に引き出せる仕事につなげていきたいものです。