マラソンレースで結果を出すためには、日頃の食事が本当に重要になってきます。
トップランナーと言われる方々は、例外なく栄養バランスをしっかり考えた食事をとっており、パフォーマンスアップにつなげられています。
一方、40代も半ばになっているにもかかわらず、結構な偏食人間である私の場合、トレーニング以前に改善するべきことがあるであろうという事で・・・
絶不調の要因は加齢だけではなく・・・
お伊勢さん125社巡りランの出発地点である近鉄宇治山田駅に向かう最中、ここ一週間ほど続いている絶不調の要因について考えることにしました。
ここ最近疲れると、すぐに加齢を理由にしてしまう私ですが、どちらかというと疲労回復の早さはむしろ私の数少ない長所だった事を思い出し、不調の理由は他にあるような気がしてきました。
最近の私に起こっている症状は「疲れやすい」「動悸がする」「すぐに息切れする」といったもの・・・と考えはじめた瞬間に、すぐにひらめいたことがありました。
あれ?これって普通に単なる貧血なのでは?
ランナーによくある症状の一つに鉄欠乏性貧血というものがあります。
この鉄欠乏症貧血による症状はと言えば、「疲れやすい」「動悸がする」「息が切れる」「集中力低下」「食欲低下」。
食欲低下以外の症状については、今の私に全て当てはまっています。
貧血になる要因を考えてみると・・・
鉄欠乏症貧血になる要因としてよく言われるのが、大量の汗をかくことによって、水分と共に鉄分も排出されてしまうこと。
寒い中であっても結構な汗をかく私の場合、普通にこの条件は当てはまってしまいます。
他の要因としては足裏の赤血球が破壊され、赤血球中のヘモグロビンが減少すること。
そして筋肉組織の損傷により、ミオグロビン(鉄タンパク質)が減少してしまうことが挙げられます。
ここ最近の私はと言えば、急にまじめにスピード練習をはじめたり、筋トレを頑張っていたりと、これらの要因も普通に当てはまってしまいます。
こうなってくると今の私の不調の要因は、加齢でもなんでもなく、単なる鉄欠乏症貧血なのではないかという話になってきました。
絶不調脱却のため鉄分を摂ろう
ヘモグロビンもミオグロビンも主な構成要素は鉄分。
その鉄分を摂取する食事など、ここ最近全くと言っていいほど摂った記憶がない。
・・・となると不調の理由が、鉄欠乏症貧血以外に考えられなくなってきたということで、早速ヘム鉄のサプリメントを購入しました。
「千円未満の出費で2ヶ月保つ」という貧乏根性丸出しの理由で、近くの薬局で適当に購入しただけという話もありますが、多分このサプリメントを飲めば、私の絶不調状態はあっという間に解消されるはずです。
そんなありえない話はともかく、ランニングのパフォーマンスアップのためには、日頃摂取する栄養についても常に意識を持つ必要があります。
・・・という事はわかっていながら、ここ最近食事での栄養バランスについての意識を、かなりおろそかにしてしまっていた事は間違いありません。
これから年齢を重ねる中で、摂取する栄養についてより意識を持つ必要があるという事を今更認識できたという事で、今後は鉄分のみならずあらゆる栄養摂取について、もう少ししっかり意識を持っていきたいものです。