
ここ数年、とにかく暑い夏が続いていますが、そんな夏場を迎えるうえで重要になるのが暑熱順化。
暑熱順化とは、身体を徐々に暑さに慣らしていって、暑さに強い身体を作る事で、暑さで体温が上昇しにくくなり、熱中症にもなりにくい状態にすることができます。
この暑熱順化、私のように蒸し暑さに異常に弱く、ここ数年夏場の練習でオーバーヒートを繰り返した私のようなランナーには特に重要だということで・・・
久しぶりに自主練の富双緑地クロカンジョグ
今日の夕方は富双緑地公園にて、久しぶりの自主練のクロカンジョグを実施。
今日の富双緑地公園は何かしらの事故(?)があったようで、駐車場付近にはパトカーや救急車などが数台停まっていましたが、そんなことは走りはじめればすっかり頭から消え去り、クロカンジョグを開始しました。
富双緑地公園の芝生は、夏が近づくと走りに支障が出るレベルで伸びるのですが、今日はまだ十分走れる状態・・・とは言っても、ところどころだいぶ長くまで伸びているところもあり、走りに支障が出るところもありました。
・・・とは言っても、ハムストリングとふくらはぎに肉離れ再発リスクがある今の私にとって、芝生が伸びている=着地衝撃を抑えられる(?)のはかなりありがたく。
ここ最近走っているとき、いつも感じていた、ハムストリングやふくらはぎの違和感は全く感じず、走れている感覚がありました。
今後私の一番の大敵は肉離れではなく・・・
肉離れ再発の心配はかなり薄らぎ、久しぶりに快適に走れるかと思いきや、今日の私の最大の敵となったのは蒸し暑さ。
走っていた時の気温は22度前後と、それほど高すぎるわけではなく、涼しく強い風も吹いていて、本来ならむしろ快適に走れそうなコンディション。
・・・にもかかわらず、走り続けるほどに、汗は溢れるように出はじめ、眼の中に汗が何度も何度も入って、非常に走りにくく。
気のせいかもしれないのですが、富双緑地公園の芝生はかなり湿気を含む気がしており、他の場所より蒸し暑いコンディションになる時が多い気がします。
今日のクロカンジョグでは、キロ5分半ペースくらいと、それほどペースを上げて走っているわけでもなかったにもかかわらず、呼吸は乱れに乱れ、相変わらず汗は止まらずと、ひたすらきついジョグに。
結局6㎞走った段階で完全に心折れ、久しぶりの自主練となったクロカンジョグを終了する事となりました。
5月から暑熱順化に取り組もう
まだ5月の段階で、早々に蒸し暑さに心折れ。走るのをやめてしまう。
この調子では、暑さが本格化するであろうこれから、特に蒸し暑さがMAXに達するであろう梅雨時を乗り切れるとは到底思えません。
ここ数年、秋レースで大惨敗をするごとに言い訳としているのが、夏場があまりにも暑すぎて走りこめなかった事。
ただ考えてみれば気温が徐々に上昇してくる5月の段階で、走るのをさぼりにさぼり、暑さに全く慣れていない状態で、夏場を迎えて、いきなり走ってみたところ早々に心折れる・・・そんなサイクルをひたすらここ数年繰り返している私。
今年は少しでも暑さになれた状態で夏場を迎えるために、今の時期からあえて蒸し暑い環境の中を走っておけば、暑熱順化にもつながる事は間違いなく。
そんな蒸し暑い環境がある程度約束されている(?)事に加えて、着地衝撃もやわらげられ肉離れのリスクも軽減される。
そんな富双緑地公園、今走っておかなければいつ走るんだという事で、芝生が伸びに伸びて走れなくなるまでは、蒸し暑さに心折れることなくしっかり継続していきたいものです。