中央緑地トリムコース30㎞走でナイキの厚底シューズのすごさを再認識

マラソンで長い距離を走れるだけの脚をつくるためには、ひたすら地味に走り込みを重ねるしかなく、とにかく日頃の練習の蓄積が重要となります。

そのため1週間前に20㎞を走る事すらきつかった人間が、翌週の練習で30㎞を余裕をもって走れる事など、絶対にありえない。

・・・というのが、いわゆるマラソン界の常識だと思っていたのですが・・・

中央緑地トリムコースにて30㎞走

今日は土曜日という事で、午前はセカンドウィンド四日市の練習会。

メニューはメンバーの方からリクエストをいただく形で、中央緑地公園トリムコースを使用しての10~40㎞走。

先週土曜日に霞ヶ浦緑地公園にて30㎞走を実施した際、20㎞で脚を攣ってしまい、見事にリタイア。

ここ最近そういえば20㎞を超えて走っていると脚が動かなくなっていた事を思い出し、まず20㎞以上を走りきる脚を作らなければならないという結論に達していました。

・・・が結局これと言った対策をすることなく1週間が過ぎ、唯一の対策として思いついたのが、カーボンプレートと十分なクッションで、私の虚弱な脚の着地衝撃を和らげてくれると同時に、地面からの強い反発を得られるナイキの厚底シューズ「ナイキ ヴェイパーフライ」の着用。

こんな事で、先週より10㎞長い距離を走れるなら、誰も苦労するわけないけどな・・・などと我ながら思いながら、私自身は30㎞を走りきる事を目標に練習をスタートしました。

苦戦が予想された30㎞走でしたが・・・

スタートして最初の2㎞はキロ5分半を少し切るくらいのペースでしたが、その後はキロ5分を切る、先週の霞ヶ浦緑地30㎞走と同様のペースまで上がりました。

先週は結構きつく感じたキロ5分ペース、どれくらいの距離まで余裕を持っていけるか、不安を感じながらのスタートとなりました。

・・・が先週に比べると、今日はキロ5分を切るペースがかなり楽に感じ、距離を重ねても、呼吸には一切の乱れはなく。

10㎞を過ぎたあたりから、ハムストリングに疲労を感じはじめましたが、距離を重ねる事に、どんどんその疲労も抜けていく感がありました。

そして鬼門となっていた20㎞を過ぎても、「あれ?もう20㎞・・・」くらいの感覚で、キロ5分を軽く切るペースで、かなりの余裕をもって走れており、気になるのは足裏にできていたマメくらいといったところ。

ただそのマメがどんどん気になってきて、その事ばかり考えながら走っていると、25㎞過ぎからは知らないうちにかなりペースが上がっていたようで、気が付くと後ろで一緒に走ってくださっていたはずのメンバーの気配もなく。

「あれ?」と思い、GPS時計を見てみると、キロ4分10秒ペースまで謎にペースアップしていた事が分かったのですが、かなり余裕をもって走れていたうえ、残りの距離も少なかったことから、そのままペースを維持して30㎞を完走。

走り終えた後も呼吸の乱れはほとんどなく、脚もまだまだ動いていてと、ここ最近では間違いなくベストと言える走りで30㎞走を終える事ができました。

ヴェイパーフライはやはりすごい

走り終えて、ストレッチをしていると、脚にだいぶ疲労が溜まっていたからか、とんでもなく脚を攣り、まだ42.195㎞を走りきるだけの脚は出来ていない事を痛感する事に。

とは言うものの先週の霞ヶ浦緑地30㎞走を20㎞でリタイアしてしまった事を考えると、今日は格段の進歩を感じる内容となりました。

その一番の要因はどう考えても、ナイキの厚底シューズ・ヴェイパーフライの存在。

先週は頑張って走らないときつい感覚のあったキロ5分切りのペースが、今日はかなり余裕をもって出せている感覚があり、ペースが上がったラスト5㎞を除けば、軽いジョグをしているくらいの感覚で走れていました。

シューズの力を借りる事で、なんとかペースを上げられるという現状のままではいけない事は間違いないものの、今日の練習でとくしまに向けてかなり光も見えてきたという事で、ここで調子に乗らず、とにかく練習を積み重ねていきたいものです。

 

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