
前にぐいぐい進める効率的なランニングフォームを習得するには、腕振りや着地方法、骨盤の動きなどいろいろな動きを意識する必要があります。
ただランニングにかかわらず、ウォーキングであってもフォームを作るうえで最も重要なのは、身体の軸となる体幹まわりの強化。
特に体幹部の奥の筋肉、いわゆるインナーマッスルを強化し、その動きをいいものにできれば、フォームは自然と無駄のないきれいなものになり、そして効率のいい走りにつながる事は、間違いない事実だという事で・・・
肉離れにより当面は走れそうもないという事で
昨日の松阪市中部台公園にて坂道ダッシュを実施したところ、見事右ハムストリングの肉離れをやらかしてしまいました。
肉離れはここ数年、私にとって最も発生頻度の高い故障となっており、完全に癖になってしまっています。
今回も真面目に練習をやろうと思い立った時から、ずっといつ肉離れをやらかすか気にしていたところはあったという事で、今回は想定内と言えば想定内。
ただハムストリングの肉離れは完治するまでに時間がかかると言われており、当面はペースを上げて走るのは絶対にNG。
またゆっくり走ったとしても、再発の可能性は決して低くないという事で、当面は走るのは極力避けて、体幹トレーニングやストレッチがメインとなりそうな気配です。
久しぶりに青トレを実施する事に
どうせ体幹トレーニングやストレッチメインになるのなら・・・という事で、家の本棚から引っ張り出してきたのが、青山学院大学のコア(=インナーマッスルまわりメイン)トレーニングやストレッチ方法を紹介している「青トレ」。
今年も圧倒的な強さで連覇を果たした青山学院大学は、その練習メソッドが確立されており、そのことが圧倒的ともいえる箱根駅伝での強さにつながっていると言われています。
そんな青山学院大学のランナーはどのランナーを見ても、本当にフォームが美しく、テレビで見ているだけでも、つい真似したくなる動作が多くあったりします。
そんな青山学院大学のランナーの美しいフォームを作り出していると言われているのが、この青トレと言われており、その青トレが紹介されている本は現在第4弾まで出ています。
ただいまだに第1弾が最も効果があったメニューが多い気がするという事で、ここ最近どこかしっくり来ていなかった自分自身のフォームを見直すべく、どうせ思うように走れないなら、この青トレ本第1弾のメニューにじっくり取り組んでいこうと思っています。
今回の故障を怪我の功名にするために
そんなわけで今日はまずこの青トレに掲載されているストレッチをじっくりやってみたのですが、お尻の筋肉がかなりガチガチになっている事が判明。
このお尻まわりの筋肉がガチガチになると、坐骨神経痛などの腰まわりの故障に繋がりやすく、腰の故障は肉離れとは比べ物にならないほど完治までに時間がかかったりします。
今のタイミングで気づかず、練習の負荷を上げていたら、大きな腰まわりの故障に繋がっていた可能性は決して低くなく、今後お尻まわりの筋肉のストレッチはかなり念入りに実施していく必要性を感じました。
またコアトレーニング(=体幹トレーニングに近いもの)を実施してみると、自分の筋肉の弱い部位などもなんとなくわかってきて、こうした箇所を強化していければ、肉離れ復帰後のいい走りにつながる可能性大な気も。
今回のハムストリングの故障の回復までにどれだけの時間がかかるか、今はまだはかりかねている部分もありますが、今のこの時を、怪我の功名にできるよう、当面は青トレにしっかり取り組んでみようと思っています。