
毎年11月中旬に、尾鷲市熊野古道センターをメイン会場に開催される、おわせ海山ツーデーウォーク。
この大会に毎年駆けつけてくれ、三重県のマスコットキャラクターの中でも屈指のかわいさを誇ると思われるヤーヤにゃんの姿に、汚れきった心が浄化されるのを感じるのは私だけではないはずです。

そんなヤーヤにゃんの魅力については、何年か先、いつか記事にさせていただくとして、おわせ海山ツーデーウォークの魅力は、もちろんヤーヤにゃんがやってきてくれるだけではなく・・・
おわせ海山ツーデーウォーク開催
11月14日(金)~16日(日)までの3日間、尾鷲市にて「第20回おわせ海山ツーデーウォーク」が開催されました。

三重県ウオーキング協会として、10月開催の伊勢志摩ツーデーウォークと並び重要なウォーキング大会の位置づけとなるおわせ海山ツーデーウォーク。
例年は土日の2日間開催となる当大会ですが、昨年は尾鷲市制70周年、今年は大会20回目の開催を記念して、金曜日より3日間開催となったという事で、その大会応援のため金曜日より2泊3日で尾鷲入りする事となりました。

応援と言っても、当大会での私のミッションはと言えば、コースを歩くわけではなく、大会会場での受付業務的な内容という事で、「自分も歩きたい・・・というより走りたい」と思いつつ、若干のストレスもたまるのが例年のところ。
ただ今年は11月初めにボロボロの走りをした土山マラソン以降、一向に太ももの具合が良くならないという事で、せっかく尾鷲市に来れたにも関わらず、全く歩く気にも、走る気にもならなかったという事で、より一層本来のミッションに集中する事となりました。
ヘビーウォーカーとの会話はとにかく学ぶこと多く
おわせ海山ツーデーウォークにおいて、私ども三重県ウオーキング協会の受付に立ち寄っていただく参加者の方は、ほぼ毎週のように全国各地のウォーキング大会に参加されている「ヘビーウォーカー」的な、心底ウォーキングを愛されている方が非常に多く。

また東海や関西圏だけでなく、関東や東北、九州など遠方からいらっしゃっている参加者の方が多いのも大きな特徴と言えます。
そんな方々と話をさせていただいていると、どういった経緯で全国各地を歩こうと思われるほどウォーキングにのめりこんだか、全国各地のどういった大会が良かったか・・・など、今の私にとって最も欲しい、かつ重要なお話を聞かせていただけることも多く。
また全国各地を渡り歩いていらっしゃるだけあって、とにかくエネルギッシュな方が多く、そうした方々と話をしていると、歩く事はもちろん走るモチベーションもダダ下がりしている私であっても、また歩いてみたい、走ってみたいという意欲が湧いてくるのを感じずにいられませんでした。
今年も学ぶ事多きおわせ海山ツーデーウォーク
そんな全国各地を歩いていらっしゃる方であっても、ゴール後には「とにかくきつかった・・・」などというお話を聞かせていただく事が多いのも、おわせ海山ツーデーウォークの大きな特色。
熊野古道伊勢路の中でも屈指の人気を誇る馬越峠や、屈指の難所と言われる八鬼山をはじめ、決して楽でない山道を歩くコースも多い当大会。

ただそんなきつい思いをして歩くからこそ味わえる、海や山の景観は全国でも屈指のレベルだと個人的には思っていて、アクセスの不便さがどうしてもネックとなる当大会ですが、それを補って余りある、他の大会ではなかなか味わえない体験ができる大会でもあります。
またこの大会を運営されている関係者の皆様は、とにかく大会をいいものにしていこうと、意見をお互いに出しあっていく事で、年々内容を充実されています。
またヘタすると危険が多いコースにあっても、万全のリスク対策を準備されていてと、本当に見習うところの多い大会運営をされています。
・・・とそんな感じに、真のウォーキング愛好家の方々との交流、そして改善を続けられている大会運営者の皆様と、あらためて多くの事を学ばせていただく事となった今年のおわせ海山ツーデーウォーク。
来年度はもう少ししっかりと大会に貢献できるよう、新たな案を練っていこうと思っています。






