津市のオリンピック金メダリスト・吉田沙保里選手の名にちなんで命名された「サオリーナ」の敷地内には、初心者の方でも走りやすい、約1.2㎞のランニングコースがあります。
いつもサオリーナを訪れた時は、このランニングコースを使って1㎞のインターバルなどを実施することが多い私ですが、サオリーナ付近にはどのような穴場スポットがあるか?
以前から少し気になっていたという事で・・・
サオリーナより旅ランをスタート
今日は津市のお客様に訪問した後、すぐ近くにあったサオリーナへ。
そしてサオリーナに到着すると、ランニングウェアに着替え、サオリーナの近くにある寺社を巡るべく、旅ランをスタートすることにしました。
昨日の明和町旅ランが思いのほか楽しかった事より、今日もせっかく四日市から津市まで訪れたという事で、昨日に引き続き旅ランを実施する事に。
いつもならサオリーナに訪れる際は、迷うことなくサオリーナランニングロードを走っていたところですが、今日は早々に敷地内を出て東の津新町駅あたりを目指して走り進めていきました。
走りはじめ、昨日の明和町旅ランの疲れが残っているように感じましたが、いざ走りはじめると、思いのほか脚は軽く、キロ4分半前後の快調なペースで走り始める事となりました。
津新町駅周辺の寺社巡り
そして最初に訪れた御倉道という本堂が津市内で最も古い建物と言われている神宮寺を皮切りに、サオリーナから津新町周辺にあるお寺や神社を走って巡っていきました。
途中には松阪の本居宣長と並び称される伊勢の生んだ二大国学者の一人で、日本最初の五十音順国語辞典「和訓栞(わくんのしおり)」をつくったことでも知られる谷川士清(ことすが)旧宅など、未知の観光スポットもいくつか発見。
こうした未知との発見こそ、旅ランの最大の魅力であることは間違いありません。
そして以前より車を運転しながら、ずっと気になっていた国魂神社にも走って参拝。
ほかにも大市神社や神館神社など平安時代以前から続く由緒ある式内社などを巡った後、スタート地点となったサオリーナに戻っていく事となりました。
絶不調脱却のカギは旅ラン?
今日は11月にしてはかなり暑く、しかもスタート直後からキロ4分半前後と、結構いいペースで走りはじめてしまってと、いつもなら早々に失速してしまうシチュエーションでした。
・・・が神社やお寺などを目指しながら、時に予想外の発見もあったりと旅ランを楽しみながら走っていると、むしろテンションが上がっていってしまい、ペースはむしろ上がっていく一方。
あらためて自分はロード向きのランナーであることを自覚するとともに、ここ最近すっかりさぼりがちだった自主練も、旅ランなら楽しく続けていけるという確信に近いものを走りながらのランとなりました。
結局今日は約11キロほどを走ったのですが、多くの寺社を巡れたりと未知との遭遇がいくつもあったおかげか、走り終えた後は十分すぎるほどの達成感がありました。
もはや今の私の絶不調から脱するには、旅ランが救世主になりえる事を実感できたという事で、今後も仕事等での遠征時には、積極的に旅ランを組み入れていきたいものです!