
フルマラソンに挑戦するときは、レース本番に向け疲労を残さないように、1か月前からは練習量を徐々に落としていくというのがセオリーです。
ただ「徐々に」というのがポイントで、いきなり練習量を減らしすぎると、疲労こそ抜けるものの、走力自体が落ちてしまうリスクも否めません。
ただけがをしてしまっている場合、やる気の有無にかかわらず練習量を大幅に減らさざるを得ないわけではあるのですが・・・
一週間ぶりにランニングを実施・・・
今日は土曜日という事で、午前は伊坂ダムにてセカンドウィンド四日市練習会。
予想外に右ハムストリングの肉離れの完治具合が良くないうえ、3月に入ってから諸々、急に忙しくなったこともあり、走るのはまさかの先週土曜日のセカンドウィンド四日市の富双緑地練習会以来。
とくしまマラソンにてフルマラソンを走るまで、残り2週間となった段階にも関わらず、こんな練習をしていていいわけなどありません・・・
ただ今度肉離れが再発してしまったら、もうとくしまマラソンをあきらめざるを得ないことを考えると、やむを得ないという話もあります。
インナーマッスルだけは順調に強化中
そんなわけで走ること自体は、1週間ぶりだったのですが、ここ1週間じっくり取り組んだのが、腹筋の奥にある腹横筋周辺いわゆるインナーマッスルの強化。
その一番の目的は、フルマラソン後半でもフォームが崩れない身体づくり。
フルマラソンでの後半の失速の大きな要因となりうるのが、脚がヘタってしまう事、そしてフォームが崩れてしまう事。
脚がヘタってしまう事については、レース本番に向けた走り込みの量によるところが多く、今の私にはなんともしようのないところ。
一方でフォームの崩れについてについては、インナーマッスルを中心とした体幹トレーニングの強化である程度なんとかできる部分もあるという事で、ここ1週間ほど結構な時間をかけて強化を進めてきました。
その成果か、今日は走っていても予想外に体幹まわりの筋肉のバネを使えて走れている感覚もあり、苦手意識の強かった上り坂も思いのほかスムーズに走れていました。
結局今日は伊坂ダム周回コースを4周、約12㎞を走って、練習を終了する事となりました。
とくしまマラソンの目標タイムは・・・
今日の伊坂ダムランでは、後半にかけてキロ5分を切るペースまで上がり、最終盤にかけてはキロ4分半を切るところまでペースを上げると、明らかに肉離れが完治していないと思われるハムストリングに結構な違和感あり。
こんな状況ではレースに向けたトレーニングにおいてはもちろん、レース本番においてもキロ4分半を切るペースまで上がってしまうと、肉離れが再発してしまうリスクは否めず。
そう考えるととくしまマラソンレース本番でも、MAXでも出せるペースはキロ4分半までという事になる気がしています。
そこで今回のとくしまマラソンで目標としようとしているタイムは、自己ワーストとなったおととしの奈良マラソンでの記録である3時間24分31秒切り。
そもそも肉離れ云々をいう前に、昨年末からまともに練習した期間は1か月半程度という事で、単なる練習不足の中、キロ4分半を切るペースで42.195㎞を走り切れるわけもなく、3時間24分31秒切りでもかなり高いハードルであることは間違いありません。
そんなこんな言っている間にも、とくしまマラソンは確実に迫ってきているという事で、残り2週間の間、しっかり悪あがきをしていきたいものです。