
ランニングでの障害として、よくある症状の一つに肉離れがあります。
ランニングによる肉離れは、それほど重度になる事は少なく、走っているときに患部に激痛が走るというだけで、日常生活ではそれほど痛みを感じないという場合がほとんどだったりします。
ただその分、回復具合がはかりかねるところがあり、どのタイミングからトレーニングを再開すればいいかの判断も難しいという話もあるという事で・・・
リハビリにかもしかハーフコース試走?
今日は朝よりセカンドウィンド四日市メンバーの方が企画された、菰野町の旧かもしかハーフマラソンコースランに参加。
右ハムストリングの肉離れの治り具合が気になるところでしたが、多少でも違和感があるようであれば、ペースを思いっきり落として走ればいいであろうという事で、キロ6分ペース組にまじって走らせていただく事にしました。
・・・が早速想定外だったのは、スタートして早々にキロ5分半前後と、想定していたより早々に、一緒に走っている方々のペースが上がってしまった事。
スタート時は身体があたたまっていなかったからか、多少ハムストリングに違和感を感じていたことがあり、最後尾で様子をうかがいながら走っていました。
ただ5㎞ほど走ったところで、身体が温まってきたからか、ハムストリングの違和感もなくなり、足取りも軽くなってきてと、気が付けばキロ5分を切るところまでペースアップしていました。
上り坂もいい感じに走れていたものの・・・
旧カモシカハーフマラソンコースと言えば、コース中間に待つきつい上り坂が最大の難所。
そして今の私の最大の弱点は、とにかく上り坂に強烈な苦手意識を持っている事。
・・・だったのですが、今日はキロ5分前後のペースで走っていても、呼吸の乱れは全くなく、かなり余裕をもって走れており、多少なりとも上り坂への苦手意識を払しょくできた気がしていました。
そして上り坂を上り切って、下り坂に入ると、さらに調子に乗ってしまい、キロ4分半を軽く切るところまでペースアップ。
さらに坂道を下り切った後も、キロ4分半前後のペースで走っていたものの、呼吸の乱れはほとんどなし。
ちょうど15㎞ほどを走り、さらに調子に乗ってペースを上げようとすら思っていたところ、見事肉離れを起こしている右ハムストリングに軽い衝撃があったため、ここで思いっきりペースダウン。
その後も軽い痛みこそあったものの、走れないほどの痛みではなかったため、コースを少しショートカットして、キロ6分半前後のペースを維持して、発着点の菰野町役場に無事ゴールして、約19㎞の菰野町ランは終了する事となりました。
おそらく肉離れ再発という事で・・・
夜になっても、右ハムストリングの痛みは引いてくれず、おそらくまた肉離れを再発してしまいました。
これでまた当分の間、ペースを上げて走るなどきつめのトレーニングを実施するのは、明らかに無理な状況となりました。
再起を図るべくエントリーしたはずのとくしまマラソンまで、残り1か月ちょっとと、本来なら一番追い込んだ練習をしておきたい今のタイミングでこのありさま。
自業自得としか言いようがないという話もありますが、とくしまマラソンに向けて黄色信号から、赤の点滅信号になったような感覚があります。
今日の走りを見ていても、心肺機能はだいぶ戻ってきている感があり、キロ4分半くらいまでであれば、呼吸の乱れはほとんどなく走れる感覚があります。
一方でとくしまマラソンに向けての最大の不安要素は、走り込み不足により脚ができていない事が主な要因となって、後半にかけての大失速。
さらに肉離れは癖になりやすく、レース本番で再発する可能性も決して低くもなくと、不安要素は広がる一方と言えます。
・・・とはいうものの、今回のとくしまマラソンではどういう形にせよ、後につながる何かしらの結果は出しておきたいという思いは強く持っているという事で、今の状態になって何ができるか、一度じっくり考えてみようと思っています。