フルマラソンでは、「スタートラインに立った時に身体が重いと感じた時の方が、好タイムが出る」といった事がよく言われます。
実際私も好記録を出せていた時は、スタート前日からずっと身体が重く感じていた記憶があり、おそらくこの事は間違っていないかと思われます。
逆に言えば、レース前日に身体が軽いと感じるようなら、どうなるのか?
明日に迫った土山マラソンは、そンな疑問に対する一つの回答を出す機会になるかもしれません。
富双緑地にてレース前日調整ジョグ
今日は土曜日という事で、午前はセカンドウィンド四日市練習会を富双緑地公園にて実施。
朝からかなり強めの雨が降っていましたが、いざ走り出すと、雨も小やみになりだして、むしろ走りやすい状況の中、レース前日の調整ジョグを実施しました。
ここ1週間ほどほとんど走っておらず、今朝も起床時から身体が異常に重く、さぞかし自分の不調さを思い知らされるのであろう・・・
そんな私のネガティブ極まりない思いとは反対に、いざ走り出すと、重く感じていたはずの身体は奇妙なほど軽く感じ、足どりも異常なほどスムーズになり、勝手にペースはどんどん上がっていく展開に。
結局4.5㎞ほどで走るのをやめたものの、全く予想外の好調な走りぶりに、むしろ不吉さを感じる有様。
その不吉さをさらに増幅させるべく、富双緑地公園には今まで見た事のないほどの数のカラスがたむろっていました。。。
土山マラソンでの目標は・・・
さて明日は土山マラソン・フルマラソン本番です。
今シーズンの初戦となる土山フル、目標は3時間半切り・・・と、かつての私ならかなり余裕あったであろう目標ですが、現状の私にはかなり高い目標となります。
今までのレースなら、どれだけ悪くても3時間半は切れるであろう・・・という、今思えばかなり思い上がったことを考えていた私ですが、今となってはそんな過去の私に説教してやりたい自分がいます。
フルマラソンで3時間半を切るためには、平均キロ5分ペースで走らなければなりません。
今シーズン、暑さのせいもあって数少ない20㎞以上の距離を走った練習は、全てキロ6分よりゆっくりのペースでしか実施できていません。
この事が今回のレースに向けた最大の不安要素で、10㎞前後を走るのであれば、現段階でもかなりの余裕をもって走れるキロ5分ペース、42.195㎞の長丁場でこのペースを維持して走るとなると、かなり高いハードルを感じてしまっている自分がいます。
さらに土山マラソンは、かなりきつい坂道が要所要所に待っていてと、キロ5分ペースがいかにきついかを痛感させられる場面も、間違いなく何度かやってくるかと思われます。
明日は最も恐れていた天候になりそうな気配・・・
今日の夕方になって、雨がやみ、きれいな虹が出ていました。
そして明日の予報は「晴れ」、しかも25度近くまで気温が上昇するようです。
しかもスタート時間は10時半と、フルマラソンのスタート時間にしてはかなり遅め。
さらに雨上がりという事で、かなりの蒸し暑さも予想され、私が最も恐れていた蒸し暑い中でのレースとなる事が、ほぼ確実視されています。
・・・とここまで、明日の土山マラソンでの惨敗に向けた言い訳ばかりが出てくる状況にあって、明日の自分ができるのは「今の自分の実力不足と向かい合いながら、とにかくきつくても粘る」という事だけ。
ただでさえ誤魔化しが効かないフルマラソン、練習不足のせいもあって、スタミナ・スピードとも現段階にあっての実力不足は、どうあっても誤魔化しようがありません。
それならせめて気合と根性だけでも、今まで以上のものをしっかり出し切る事。
この事を明日は特に心がけて、土山マラソン・フルマラソンレース本番に備えていきます。