衰えたスピードを底上げするべくヴェイパーフライで400mインターバルを実施

今年の箱根駅伝では大きくシェアを落としたものの、ここ数年多くのトップランナーの記録を大幅に更新させた立役者と言われているのがナイキの厚底シューズ。

当時トップランナーはそこの薄い、とにかく軽いシューズを履くと・・・という常識を大きく覆した、ナイキの厚底シューズはまさに革命と言える衝撃をマラソン界にもたらしました。

本来なら実力あるランナーが、そのパフォーマンスを最大限に発揮するべく存在する気がするナイキの厚底シューズですが、たいした事のない実力を底上げするために履いてみようというランナーもいるという事で・・・

先週に続き400mインターバルを実施

今日は火曜日という事で、夜はセカンドウィンド四日市練習会の前に、中央緑地公園のサブトラックにて、先週に引き続き自主練の400mインターバル(400mの疾走と200mの休息ジョグの繰り返し)を実施。

比較的取り組みやすいスピード練習と言える400mインターバルですが、根っから楽に逃げがちな私にとって、スピード練習を実施する前はいつも本当に億劫です。

そんなわけで去年ならなんとなく今日は調子がいまいちな気がする・・・などと我ながらよくわからない言い訳で、中央緑地公園の駐車場に車を停めて、練習会の開始まで車の中で昼寝を決め込むところ。

ただスピードの衰えが顕著に見える今の私の状況にあっては、スピード練習から逃げるわけにはいかず。

そんなわけで「また今日もスピードの衰えを痛感させられる事になるだけだけど・・・」などと、不安しかない状況で、先週と同様に90秒で10本を目標に400mインターバルをスタートしました。

トップランナーも履くヴェイパーフライで400mインターバル

今日の練習で履いたのはトップランナーも多く着用している、ナイキの厚底シューズ「ヴェイパーフライ」。

今の私にはオーバースペックである事は間違いないのですが、スピードの衰えを少しでもごまかすためには、ヴェイパーフライしかないという事で、久しぶりに着用してみることにしました。

そして400mインターバルの1本目は、設定どおりの90秒。

ただし全く余裕はなく、ヴェイパーフライでもダメか・・・などと愕然としつつも、2本目を走ってみても90秒ジャストで全く余裕なし。

その後3本目、4本目、5本目と回数を重ねても、全く余裕なく90秒ジャストで走って、完全に心折れかける展開に。

ただ先週はきついながらもなんとか6本までは行けたという事で、ヴェイパーフライを履いて走っているなら、先週よりは本数を重ねないとマズイ。

・・・という事で、6本目を走ったところ87秒と少しだけペースアップ。

その勢いでなんとかもう1本とばかりに、7本目をさらにペースアップして85秒まで上げたところで、完全に心へし折れ、今日の400mインターバルは先週より1本だけ多い7本を走って終了する事となりました。

やっぱりすごいヴェイパーフライ

10年前なら400mインターバルを80秒で12本走れていた気がするのにな・・・などとあらためてスピードの衰えに愕然としたまま、そのままセカンドウィンド四日市練習会に突入。

練習メニューは2㎞インターバル×5本。

私自身はキロ4分45秒ペースで走るメンバーのペーサーとして、直近に実施した400mインターバルの疲労を残したまま2㎞インターバルをスタートしました。

結果はほとんど呼吸は乱れることなく、後半にかけて脚に疲労が蓄積される感はあったものの、かなりの余裕をもって2㎞インターバル5本を終えることができました。

その要因は地面の反発を大きな推進力を変換してくれるカーボンプレートを備えるヴェイパーフライである事はまちがいなく、かなりペースを落として走っているつもりでも、簡単にキロ4分45秒を切るペースで走れている感覚がありました。

今の自分には実力がない事は間違いないところですが、このヴェイパーフライの性能を最大限に生かせる走りができれば、まだとくしまマラソンに向けての望みはある。

そんな気もしてきたという事で、次回はロング走でこのヴェイパーフライを試してみようと思っています。

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