三重県で4番目に参拝客が多く、椿大神社と並んで北伊勢エリアの神社の代表格とも言える多度大社は、かつて社殿の背後にある多度山を神体山としていたそうです。
その多度山、標高は403mとそれほど高くなく、比較的簡単に登れる山ということで、ここ最近はかなり登山客が増えているそうです。
ただそんな多度山、いざ走って登るとなると、とんでもなく過酷な峠走コースに生まれ変わります。
覚悟を決めるべく多度山峠走へ
今日は朝より片道約3.6kmの多度山峠走を実施しました。
この多度山峠走コースは3.6kmとそれほど距離が長いわけではないのですが、とにかく傾斜がきつく、三重県でも屈指の過酷な峠走を実施する事ができます。
ここ最近このコースを立ち止まらず最後まで走り切った記憶がなく、しかも私が何より苦手な蒸し暑さの中での峠走。
いつもの私なら、絶対に今の時期に、こんな過酷な峠走を実施しようとは思いません。
そんな私ですが「これから新たな法人を設立し一応とはいえ経営者という立場になる私。今ここでこそ覚悟を決めなければならない。」
・・・などと、今になって冷静に考えればかなり意味不明な理由より、急遽多度山峠走を実施することにしました。
立ち止まらないことに意義がある多度山峠走
そんなわけでいつものごとくの思いつきで始めた多度山峠走でしたが、案の定、スタート直後から呼吸はゼイゼイハアハア。
きつい傾斜に加え、思ったより涼しかったとはいえ、苦手な蒸し暑さの中、早い段階から踏ん張りもきかなくなり、50m走るごとくらいに心がバキボキにへし折られそうになりました。
ただこれから会社を運営していく上で、この程度の上り坂に負けているようでは、これからやってくる大きな荒波の中で生き残っていけるわけがない。
そんな思いより、中盤から後半にかけてはまさに意地だけで、とにかく前に進み続けました。
途中すれ違う登山客の皆さんにはかなり引かれたであろうと思われるほど、呼吸は乱れ、必死な形相で駆け上がり続け、なんとか峠走のゴール地点である多度山上公園に到着。
到着した頃には、真っ直ぐ前に歩くことすらフラフラ状態でしたが、かなり久しぶりに一度も立ち止まることなく、多度山上公園まで駆け上がり終える事ができました。
多度山に登ったなら高嶺神社参拝がおすすめ?
多度山上公園といえば、木曽三川と名古屋周辺が見渡せる展望台ばかりが目立ちますが、下手すると見落としてしまいそうな場所に高嶺(たかみね)神社という神社があります。
この高嶺神社のすぐ近くには三本杉がご神木としてあり、商売繁盛・家内安全・進学祈願にご利益のある神社であるそうです。
商売繁盛という事で、私にとってまさに今のタイミングでこそ参拝すべき神社。
そして新会社設立当初において、大きく3つの事業を柱として考えている私にとって、この高嶺神社にある三本杉がなんとも御縁深く感じ、いつも以上に念入りにお参りさせていただきました。
そして多度山下山後は、多度大社にて参拝。
この多度大社は天候を司るとともに、産業開発のご利益もあるとされる神様が祀られていてと、まさに今のタイミングでこそ参拝すべき神社であることは間違いありません。
・・・とそんなわけでかなり過酷な思いをして商売繁盛の神様にお参りさせていただき、精神的にも肉体的にもかなり強めの刺激を入れられた事で、心の準備ももはや万全!
いよいよ明日は新会社設立に向けて、最後の仕上げに取り掛かっていく事となります!!