
ナイキの厚底シューズ「アルファフライ」シリーズは、圧倒的な性能で一時期マラソン界のトップランナーのシェアを独占し、大きな話題を呼んでいました。
それと同時によく話題となっていたのが、とにかく寿命が短いという事で、他のマラソンレースシューズの半分以下の走行距離300㎞前後が寿命と、1~2年持てばかなりいい方だという話をよく聞いていました。
そんなアルファフライを、スピード練習からフルマラソンまで、結構な頻度で履いていたにもかかわらず、気が付けば購入して、5年近くが経っていたわけですが・・・
猛暑の中の200mインターバル
今日は火曜日という事で、夜は中央緑地公園陸上競技場にてセカンドウィンド四日市練習会。

日中の40度近くまで気温が上がる異常な暑さは、夜7時の段階になってもたいしておさまる気配もなく、もはや走りはじめる前から戦意喪失気味の中、実施したメニューは200mインターバル(レスト200m)×20本。
この時期になれば、暑さも相当なレベルになっているであろうという想定のもと、スピード練習の中では最も取り組みやすいと言える200mインターバルをメニューに組んでいたものの、ここまで暑くなることは想像していなかったな・・・
そんな事を思いつつ、とりあえず暑さでバテるのは確実という事で、200m1本48秒とキロ4分ペースを想定して、ペースを抑えつつ200mインターバルをスタートしました。
いざ走りだすと、じゃっかん生ぬるめとはいえ風も吹いていて、思っていたほどの暑さは感じず・・・とはいえ、どうせ5本も走ったころにはバテバテであろう。
そんなネガティブな感情丸出しのまま、200mの疾走と200mのレストジョグを繰り返していく事となりました。
やはりすごいナイキ アルファフライ
今日の200mインターバルで履いていたシューズは、5年前に購入して、かかともひび割れてと、もはや引退目前の感のあるナイキ アルファフライ。

ただ多くのトップランナーに愛され、一時期はマラソンシューズの頂点にあった感のあるアルファフライはさすがの性能・・・と言ったところで、たいしてたいして頑張って走っている気はなくても、楽に200m48秒は出せる感覚。
それどころか走り進めるごとに、その性能はさらに磨きがかかったかのように感じ、暑さで私自身はどんどんバテてきているはずが、なぜかペースはどんどん上がっていって、200mインターバルも10本目以降は45秒前後をキープして、予想外に設定どおりの20本目までを走り終えて、今日の200mインターバルを終了。
ラスト1本は、癖になっている肉離れ発症を避けるべく、それなりにペースを抑えて走ったつもりでも、200mを40秒で走り終えて終了と、アルファフライの実力をまざまざと見せつけられた気がしました。
アルファフライの性能を再認識した矢先に・・・
そんなここ最近になく充実感のあるスピード練習を実施でき、すっかり気を良くして、帰宅の途に就こうとしたところ、左足あたりから「カポッ」と今まで聞いたことのない音が。
あれ?・・・と思いながら、足元を見てみると、今日大活躍してくれていたアルファフライのアッパー部分と、ソール部分が真っ二つに・・・


さすがにこの状態では復活の目はなく、約5年私のスピード練習やレースでの走りを支えてくれた「ナイキ アルファフライ」は本日をもって引退する事となりました。
考えてみれば、約5年前にマラソンレースで必ず結果を出したいと、当時のマラソン界においてトップを走っていた感のあるアルファフライを、分不相応に購入したはずの私。
ただその5年間は、私にとってとにかく不甲斐ない走りが続いた5年間と言え、そのアルファフライの性能を生かした走りができた記憶は、正直あまりなく。
そして今日、久しぶりにそんなアルファフライの実力のほどを思い知らされ、夏場はこのシューズでスピード練習を乗り切ろう・・・そう思っていた矢先に、いきなり寿命を迎える展開となってしまいました。
そんないきなりの引退となってしまいましたが、今日の練習では最後の最後まで私の走りを支え、またここ数年の不甲斐ないながらも、ここ一番といった場面での私の走りを支えてくれたアルファフライには心より感謝しつつ、いよいよ始まった夏本番を乗り切っていきたいものです。




