
男子マラソンの元世界記録保持者で、人類ではじめて2時間1分台に突入したエリウッド・キプチョゲ選手は、「No human is limited.」(人間に限界はない)など多くの名言を残したことで知られています。
そんな名言をいくつか見ていくと、キプチョゲ選手はただやみくもに練習を頑張っていただけでなく、練習の記録をノートにつける、睡眠をしっかりとるなど、ある意味当たり前にやるべきことを、誰よりもしっかりやってきた選手であることが見えてきます。
そのことが「マラソン界の絶対王者」と言われるほどのキプチョゲ選手の強さにつながっているとするなら、絶対に見習うべきことだという事で・・・
キロ5分で2㎞インターバルを実施したところ・・・
昨日は火曜日という事で、夜はセカンドウィンド四日市の練習会を中央緑地公園陸上競技場にて実施。

練習メニューは2㎞インターバル。
土山マラソン10日前にやらかしてしまったハムストリングの肉離れ、そして土山マラソンでの前モモの攣りなどの影響か、太ももまわりにはずっと違和感を感じており、先週は火曜日にキロ5分ペースで5㎞ほどを走ったのみ。
とりあえずキロ5分15秒前後のペースで一緒に走りながら様子を見ようとスタートしたところ、ペースはキロ5分前後と設定より少し速めのペースで走り進めていく事に。
呼吸の乱れは全くなく、3本目の途中までは余裕をもって走れていたものの、途中からはやはりハムストリングに結構な違和感を感じはじめたほか、私のハムストリングと並ぶウィークポイントだと思っている太ももの内側・内転筋にも結構な痛みが。
結局2㎞を4本までキロ5分ペースで走ったところで、大事をとって昨日の練習は終了。
ハムストリング、そして内ももが私にとって大きな不安要素となっている状況は全く変わりない・・・そんな今後に不安しか残らない練習内容となってしまいました。
京都マラソンに向けて不安要素しかない有様・・・
12月に予定している奈良マラソンが、仕事の関係でかなりの確率で走れないという事で、これから目指していく事になるのが2月15日に予定している京都マラソン。

これから3か月弱の間に少しでも調子を取り戻していきたいところではあるものの、特にハムストリングの肉離れ癖はかなり深刻なレベルにあり、ここ最近の練習内容から見ても、どれだけペースを上げられたとしてもキロ4分半ペースがやっとというところ。
おそらくキロ4分半ペースなら、スピード面ではそれなりに余裕をもって走れるペースではあるものの、肉離れの不安は常にぬぐえない状態である上に、夏場の走り込み不足により、今の私では30㎞を走り切る事すらかなりハードルが高い有様と、致命的に脚ができていない状況。
こんな状況ではサブスリーが目標などと言えるわけがなく、3時間半切りですらきわめて高く感じるハードルと、京都マラソンに向けて全く光が見えてきません。
当たり前のところから改善しよう
現状を打破するために、ごくごく一般的な考え方からまず思いつくのは、走り込みをしっかり行い、距離をしっかり踏んでいくという事。
ただ今の私は、走ること以外にも、今が正念場と言えることがいくつもあり、正直走り込みのために避ける時間はかなり限られている状況。
そんな状況の中、いろいろな打開策を考えている中、偶然目にしたのがキプチョゲ選手の名言の数々。
そんなキプチョゲ選手の名言の数々とは全く逆の方向に向かっている感のある私、ここ最近は睡眠時間は1日3~5時間前後(+10分前後の昼寝×2回)と生活習慣はかなり不規則、そして間食が結構多かったりと食生活もかなりグダグダ。
これらを改善するだけでも、十分に走りのパフォーマンスを上げられる可能性は、十分ある気がしています。
他にも練習記録をしっかりつけるなど、本気でサブスリーを狙う気があるなら当たり前にやっていなければならない事が全くできていない今の私。
逆に言えば、こうしたちょっとした、そしてごく当たり前の事を実践していければ、何か光が見えてくる。
そんな気がするという事で、まずは生活習慣や食生活の見直し、そして練習記録をつけるなど、私のような人間であっても当たり前にできそうなところから、改善を実践していこうと思っています。






