ケアグッズ三種の神器のフル活用で来シーズンこそはノー故障で乗り切ろう

全ての故障には要因がある

足底筋膜炎、坐骨神経痛、なぞの右膝外側の痛み。

この3つが2013年5月に洞爺湖マラソンにてセカンドベストの2時間45分59秒を出した後の私を長く苦しめた、主な故障の内容です。

足裏、腰、膝外側の故障と一見あまり関連性のない故障に見えますが、ここ最近この3つの故障に共通する要因が2つ見えてきました。

その一つが極端なまでの柔軟性の欠如、そしてもう一つがと言いますと・・・

1ヶ月続いているバランスボールエクササイズ

今朝も早朝練習を実施して、奇跡的に早朝練習が3日継続することができました。

昨日の夜はかなり蒸し暑く、かなり寝苦しく、早速サボりそうになってしまいまいましたが、なんとか布団から飛び起きて、早朝練習をはじめる事にしました。

ここ数日早朝起きてすぐに実施するようにしているのが、青トレ 青学駅伝チームのスーパーストレッチ&バランスボールトレーニングに掲載されている「バランスボールトレーニング」。

このバランスボールトレーニングでは無理のない動きで、インナーマッスルを鍛えられるとともに、骨盤の歪みを改善することができると言われています。

実際行ってみると、確かに骨盤周りをしっかり動かす事ができるメニューが多く、継続していけば、あまりスムーズとは言い難い私の骨盤の動きも改善されていくものと思われます。

そんなわけでここ1ヶ月ほど継続しているバランスボールトレーニングですが、続けているうちに違和感が顕著になってきている部位があります。

その部位と言いますのが、お尻上部のかなり奥側にある「梨状筋(りじょうきん)」という筋肉です。

テニスボールにてセルフマッサージ

梨状筋は股関節周りの筋肉の使いすぎにより硬くなりやすく、硬くなると腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」を圧迫するようになります。

坐骨神経痛が圧迫されると、梨状筋近辺の腰まわりだけではなく、お尻や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みや痺れるような痛みが生じるのですが、この症状を坐骨神経痛と言います。

坐骨神経痛は、私が不甲斐ないレースを続けた暗黒の5年間(?)の間、もっとも私を長く苦しめた故障と言えます。

そして今私が違和感を感じているのが、坐骨神経痛の大きな要因となりうる梨状筋という事で、この梨状筋の硬くなっているのをストレッチで早々に改善したいところではあります。

ただ梨状筋はストレッチで伸ばすのが極端に難しい(特に身体が硬い人は)と言われているため、昨日よりはじめたのが梨状筋まわりにてテニスボールをコロコロ転がすセルフマッサージ。

案の定、梨状筋周りはとんでもなく硬くなっていて、軽くボールを押し付けるだけでも結構な痛みが・・・

明らかにバランスボールで感じた違和感は、この梨状筋の凝りであるということを、確信するに至っています。

ストレッチポールでもセルフマッサージ

坐骨神経痛による痛んだり痺れたりする部位は、身体の極端に硬いランナーや、足の裏側の筋肉が極端に凝り固まったランナーだと、下半身全般にもありうる。

そんな話を先日聞いたのを思い出したのですが、よくよく考えてみれば、ここ最近の私を悩ませている右膝外側の痛みも、坐骨神経痛の症状である可能性が考えられます。

ついでに言えば昨シーズン私を長く悩ませた足裏の痛みも、足底筋膜炎だけではなく坐骨神経痛による痛みである可能性も考えられます。

これは一刻も早く坐骨神経痛から脱却しなければならないという事で、ここ最近早朝練習と就寝前に実施しているのが、ストレッチポールを使った足裏側の筋肉のセルフマッサージ。

極端とも言える柔軟性のなさを改善するのはかなり時間がかかる可能性が高く、現段階にて即効性の期待できる坐骨神経痛対策として実施できるのは、足の裏側の筋肉をほぐす事くらい。

そのためにはストレッチポールによるセルフマッサージがもっとも手軽、かつ効果もかなりのものが期待できるという事で、ここしばらくは走らない日であってもストレッチポールによる足の裏側セルフマッサージは、欠かさずやっていかなければなりません。

・・・とそんなわけで来シーズン、少しでも故障のリスクを軽減するためにはバランスボール、テニスボール、ストレッチポールのケアグッズ三種の神器が欠かせなくなりそうな気配。

まずは一刻も早く梨状筋の凝りを改善して、なかなか治る気配のない右膝外側の痛み改善につなげて、いよいよ迫ってきた来シーズンに備えていきたいものです!!

今回の記事で紹介した書籍

青トレ 青学駅伝チームのスーパーストレッチ&バランスボールトレーニング
原 晋 中野 ジェームズ修一
徳間書店
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