梅雨明け後の再出発に備えて古代最強英雄・ヤマトタケルゆかりの地巡り

日本神話最強の英雄と言えば・・・

日本神話においてもっとも武力に優れた英雄的として、名前だけなら誰もが知っている存在である「ヤマトタケル」。

ただそのヤマトタケル、実際に何をした人かと言われれば『?』になる存在でもありますが、実際のところ実在した人物であるかどうかもかなり疑わしいようです。

そんな実在したかどうかもわからない存在でありながら、今も多くの日本人に愛されるヤマトタケル。

そのヤマトタケルの亡くなったとされている場所は、三重県亀山市能褒野(のぼの)にあると知ったのはここ最近の事だったのですが・・・

ヤマトタケルのお墓の近くにある能褒野神社

昨日は石水渓での峠走を終えた後、帰宅道中の途中にある亀山市「のぼのの森公園」なるところに行っていました。

はじめて訪れたのぼのの森公園ですが、公園に入ると早速クロカン走ができそうな不整地がありました。

ただこののぼのの森公園は、古代の英雄・ヤマトタケルのお墓があるという事で、張り切って走っていてはバチが当たる気がして、クロカン走を実施するのはあきらる事に・・・

そしてまずはヤマトタケルのお墓とされている「能褒野御墓(のぼののおんぼ)」に行ってみることにしました。

そしてその後には、ヤマトタケルが主祭神として祀られている能褒野神社に参拝し、のぼのの森公園を後にする事にしました。

ヤマトタケルの遺品が祀られるとされる加佐登神社

そしてのぼのの森を出て向かった先は、同じくヤマトタケルが主祭神として祀られている鈴鹿市加佐登神社。

この加佐登神社には、ヤマトタケルノが死の間際まで持っていたとされる笠と杖が、御神体として祀られているそうです。

ちなみにこの加佐登神社の敷地内にも、クロカン走ができそうな800mほどの遊歩道がありました。

こちらの遊歩道の方は、多分走っても問題なさそうでしたが、疲れそうなのでやめておきました・・・

ちなみに加佐登神社の近くには、本居宣長などの江戸時代後期の国学者がヤマトタケルのお墓として有力視したとされる、白鳥塚古墳もありました。

私の地元の守り神はヤマトタケル?

そんなわけで昨日は古代最強の英雄・ヤマトタケルの最後の地を訪れたわけですが、最後に向かった先は私の住む四日市富田地区を代表する神社である「鳥出神社」。

周囲にポケストップが多いという極めてしょうもない理由により、ここ最近参拝する機会がかなり多くなった鳥出神社ですが、この神社の主祭神もヤマトタケルで、死後白鳥と化したヤマトタケルが飛び立った地という謂れもあるそうです。

つまりヤマトタケルは私の住む地の守り神と言っても、決して大げさではない気がしています。

そして昨日はそんな地元の守り神であるヤマトタケルのお墓詣りをしたという事になるわけですが、昨日石水渓峠の帰路の途中にのぼのの森公園や加佐登神社に訪れようと思ったのは、いつもどおりの単なる思いつき。

ただここ最近はそんな自分の思いつきの行動全てが、不思議と今の自分に至る古くからのルーツを辿っているかのように感じ、なんとも不思議なものを感じています。

そんなこんなをやっているうちに、長く続いた今年の梅雨もようやく明けそうな気配。

そろそろ私も、白鳥に生まれ変わって鳥出神社を飛び立ったヤマトタケルのように、新たな世界に飛び立つべき時が近づいてきている気がしています。

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