熊野市の思い出の地と雄大な自然織りなす世界遺産の景色を満喫

熊野市といえばかつては花火でしたが・・・

かつて三重県熊野市といえば多くの方が頭に浮かぶのが、東海でも屈指の規模を誇る「熊野の大花火大会」でした。

そして15年前に熊野古道が世界遺産登録されてからは、古道の通る街としてもその名を知られるようになりました。

そんな熊野古道の存在を全く知らなかった20代の頃の私にとって、熊野市がどのような存在だったかといいますと・・・

20代の思い出の地・新鹿海水浴場

今日は午後よりある打ち合わせのため、またまた尾鷲まで行っていました。

そして打ち合わせ終了後は、そのまま四日市に帰っても良かったのですが、どうしても今のタイミングで寄っておきたい場所がいくつもあったため、車を南に走らせる事にしました。

そしてまず向かった先が熊野市新鹿海水浴場。

この新鹿の地は、私が20代の頃に所属していた諏訪太鼓チームが毎年合宿を実施していた、かなり思い出深き地です。

20代の私が、今のマラソン以上に打ち込んでいたと行っても過言でない諏訪太皷。

そして20代後半の頃には、合宿での練習メニューなどを組んだりと、いろいろな段取りを組ませていただいていたのですが、その時の経験が今のセカンドウィンド四日市の活動の原点だと今も思っています。

そんな思い入れのある新鹿に訪れるのは、約13年ぶりなのですが、新鹿の景色は何から何まで驚くほど変わっておらず、当時の本当にきつかったけど、ただただ楽しかった思い出が、鮮明に蘇ってくるのを感じました。

そして今のタイミングでこそ本当に訪れて良かったと、胸に熱いものがこみ上げてくるのを感じずにいられませんでした。

熊野の奇岩が織りなす絶景

そして新鹿を出て向かった先は、新鹿海水浴場からすぐ近くにある「鬼ヶ城」。

新鹿での太鼓合宿に行っていた当時から、名前だけは知っていた鬼ヶ城ですが、当時は全く興味もなく、訪れるのも今回が初めて。

そんな鬼ヶ城、今は1キロにも及ぶ自然の景観美が認められ、世界遺産にも登録されているのですが、その景観は世界遺産の名に恥じない見事な景観の連続。

残念ながら今日はかなり天候が悪く、また途中で崩落があったらしく行き止まりとなってしまっており、鬼ヶ城のすべての魅力を体験することはできませんでした。

それでも十分すぎるほどの満足感を持って、次に向かった先は、同じく世界遺産登録されている「獅子岩」。

海に吠える獅子の彫刻のように見える獅子岩は、地殻変動や海食によって自然と形づくられたものとの事。

この獅子岩は朝日が昇るときに、最も景観が映えるそうなので、次回訪れる機会があるとするなら、絶対に早朝に来たいと思っています。

日本最古の神社に参拝

そして獅子岩をあとにして、向かった先は、ある意味熊野市で最も訪れたいと思っていた「花の窟(はなのいわや)」。

この花の窟は日本最古の神社と言われており、同じく世界遺産登録もされています。

そして伊勢神宮に祀られる「天照大御神」の母親と言えなくもない「イザナミノミコト」が祀られる、神社好きの私にとって訪れないわけにはいかない神社です。

この花の窟の最大の特徴は、一般的な神社には必ずある社殿がない事。

そして高さ45mの巨岩が御神体と、その雄大な景観は世界遺産の神社にふさわしいものを感じました。

そして最後に向かった先は、花の窟と密接な関わりがあるとされる産田(うぶた)神社。

もうお腹いっぱいすぎるほど、熊野の雄大な歴史に触れることができ、今日はただただ幸せな午後を過ごすことができました。

今回はあくまで下見と位置づけて

本来なら明日からはセカンドウィンド四日市にて馬越峠と松本峠を歩く熊野古道ウォークを予定していました。

・・・が尾鷲ではここ数日大雨が続き、どう考えても危険なうえ、そもそも雨の中歩いていても全く楽しくないであろうという事で、中止する事となりました。

今日訪れた花の窟、鬼ヶ城、獅子岩はそのウォークコースにも組み込もうと考えていたのですが、結局今回この景色を拝めたのは私のみとなりました。

ただ今日見た景色は、晴れの日にこそ映える事は間違いなく、また私のようによほどの神社・神話好きでもないかぎり、それほどの感動もないような気もしています・・・

今後、もしセカンドウィンド四日市メンバーを案内するなら、より皆さんに楽しんでいただける形で開催したい。

・・・という事で、今回はあくまで下見と位置づけ、次回は誰もが楽しめるような仕掛けも織り交ぜて、次の企画を練っていこうと思っています!!

 

 

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