「夏越の祓」にて半年間の迷いも吹っ切って明日からは2019年後半がスタート

全国各地で夏越の祓

毎年6月30日には、全国各地の神社で「夏越の祓(なつごしのはらえ)」なる行事が行われます。

この夏越の祓は、旧暦の6月末に行われるもので、半年分の穢れを落とし、残りの半年の健康と厄除けを祈願するものだそうです。

そう言われてみれば、今日で2019年も半分が過ぎ、明日よりは1年の折り返しになるわけですが・・・

三重県を離れようと考えていた2019年はじめ

四日市で過ごす時間があまりにも多くなり過ぎて、自分の視野がかなり狭くなっている。

そんな事を痛感させられるような出来事が昨年末に続き、一度四日市を離れてみて、自分の視野を広げる必要があるのではないか?

・・・そんな事を本気で考えはじめた2019年早々、東京や大阪を拠点に仕事をしてみないかというオファーを、3社ほどよりいただいていました。

昨年後半より東京に行く事が多くなり、地方都市ではできないような経験や、圧倒的な情報量に多く触れた事で、東京や大阪を拠点に仕事をしてみる事に魅力を感じはじめていた私。

実は一度はこのオファーを受け、三重県を離れてみる事を、1月末ごろには決断しかけていました。

三重県を離れる事を思い留めてくれた熊野古道

そんな私の決断を揺るがせるきっかけとなったのが、実は節分の日に出場した紀州口熊野マラソン。

久しぶりにサブスリーを達成し、すっかり元気になっていた私、和歌山県田辺市から紀州山地を抜けて、三重県熊野市に入る下道ルートで帰宅していた途中、思いつきで熊野本宮大社にて参拝しました。

この熊野本宮大社は熊野古道において主役とも言える神社の一つで、「はじまりの地」とも言われているらしいのですが、節分という一つの区切りとなる日にこの場所に訪れた事になんとも言えないご縁のようなものを感じていました。

そして不思議な事に、この翌日に今まで私にとって全くご縁のない地であった尾鷲のある方より、熊野古道にも関連するあるプロジェクトに参画しないかという連絡が入る事となりました。

当時すでに東京や大阪を拠点にすると決断しかけていた私ですが、このオファーにいつものごとくなんとも言えないご縁を感じずにはいられなかった私。

そして自分が長く住んでいるはずの三重県内においても、まだまだ発掘すべきところが山ほどあると気づいた時、なんとも言えないワクワク感を感じてしまう私がいました。

そして結局2月の中頃には、迷いに迷った末に三重県に留まる事を決め、東京や大阪のオファーをお断りする事に。

そして従来はお断りしていた桑名や志摩市などの三重県四日市市外の仕事も受けるようにし、活動エリアを四日市市内から三重県全域に広げる事を決断しました。

明日からは三重県内にて新たなスタート

その後四日市を出て、三重県内をまわってみると、今まで自分は何を見て三重県に住んでいたのか?・・・そう思ってしまうほど、毎日が新たな発見の連続。

そして三重県に関する書籍を何冊か読んでみると、名古屋から関西までいろいろな文化がごちゃまぜになって、ある意味カオス(?)な三重県が面白くて仕方なくなってきています。

そして今の私は、三重県内にどうしても訪れたい、そしてより魅力を発掘したいと思う場所があまりにも多すぎて、もはや東京や大阪に行っている時間がもったいないとすら思えてきつつあります。

そして今日は6月30日という事で、ここまで半年間のケガレ、そして迷いを完全に祓うべく大祓式の行われた志氐神社にて茅の輪くぐり。

もはや三重県を離れるという迷いは一切なくなり、一生三重県を開拓し続けていく事にこそ自分の使命があると、確信するに至っています。

そして自分がこれから三重県を拠点に、やっていくべき事もかなりはっきり見えてきているという事で、明日よりは気持ちを新たに、三重県全域を走りまわっていこうと思っています!!

 

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